関東一円から全国まで。高品質を武器にあらゆる一般貨物を輸送します。倉庫移管、新規事業立ち上げのお供としても是非ご利用下さい。

2013年12月21日土曜日

【新車】20tトレーラー納車

かっこいい~!!
天気も相まって「風雲」と言った感じですね。

今回は何年振りかのトレーラーの入れ替えを。(日本フルハーフさん)
今までの荷台とほぼ同様ではありますが、機能と若干の変更点についてご紹介いたします。

・リフトアクスル機構
・ステンレス蝶番
・クラリオン製バックアイカメラ
・電源トグルスイッチ回りのマイナーチェンジ
・ウイングの開閉速度

リフトアクスルとは、9,500kg以下の積載状況だと、後輪が一個上がります。
それにより、高速道路を大型車料金で通過する事が出来るのです。(大型車=普通車の1.65倍、特大車=普通車の2.75倍の高速料金が掛かります)
蝶番をステンレスにしたのは、トレーラーを長年使う事により錆てしまう事を防ぎます。
経年劣化防止という面に関してはフルハーフ様の方で荷台にニスを塗る、という対応もして頂いたのですが、夏島としては荷台にニスを塗ってしまうと荷物が滑る、という事が懸念されております。
バックアイカメラについては、従来使っていたバックアイカメラがもう生産中止になっている事と、互換性のあるものも無いので、クラリオン製にばちんと変えました。

同時に、トラクタ(ヘッド)の方も5台モニターを追加し、トレーラーも他2台のカメラも変更致します。
モニターも薄型&カラーになるので視認性が上がることは間違いないでしょう!

あとは、ウイング開閉の初速と全開時がゆっくり動くようになりました。
これによって雨が荷台に吹き込みにくくなり、荷物を守ることが出来るとの事。
トグル周りは別に言及することもないので略。

今回はこのような感じですね。
次年度は冷凍トレーラーの入れ替えがあるのでまた色々考えておかなければ。

おなつ。

2013年12月17日火曜日

冬至

いよいよ冬至も近づいてきました。

今年ももうすぐ終わりますね。

と言いますか、最近かなり寒いです。

近年より地球は氷河期に向かっていくという話を聞きますが、
地球温暖化という話しもありき、一体どっちに向かっているのか考えてしまいます。

一説によると、地球温暖化対策で二酸化炭素の排出量を減らすということは
単純に文明の発展速度を遅らせる為の施策だとの見解もあるようですが…
グローバルな環境の事となると、きっとわたしの想像も及ばない何かがあるのでしょう。

さて、冬至と言えばクリスマスです。
こちらはケルトの冬至のお祭りに、キリストの生誕を祝う日を重ねて出来たお祭りだそうで、
よく言う「キリストの誕生日」ではないそうですよ。

昔、日本ではクリスマスケーキなどが無い時代は無病息災を願ってかぼちゃを食べ、柚子湯に浸かったそうです。
土用の丑の日=「う」のつく食べ物、うなぎ というように
冬至の日=「ん」のつく食べ物、南瓜(なんきん:かぼちゃ)
として「うんが着く」という意味もあるそうです。
柚子湯は「融通が利く」、冬至「湯治」というダジャレのような感じですね。
こうしてみると西洋のクリスマスというものと、日本の冬至というのはだいぶ趣に差があります。
だから何、という話しですが、
世のクリスマスムードが高まる中、独身男子の観点からするとクリスマスなんて平日だし、別にキリスト教でもないし、めでたくもなんにもない訳で、じゃぁ冬至を冬至らしく過ごしてはどうだろうか。
と、そういう話しをしたかったのです。が、現在の暦では日本の冬至は大体12月22日だそうです。

24日クリスマスイブは不可避ということですね。
なんだかすいませんでした。

おなつ。

2013年12月10日火曜日

共配

夏島では神奈川県一帯(一部東京都あり)で飲料の店舗配送を行っております。
夜、大型車によって集荷してきた商品を早朝に店舗ごと仕分けします。

写真は本社営業所のもので、点呼も行っている鶴田さんが準備をしてくれています。
店舗ごとに仕分けされた商品を、担当のドライバーが積込み配送致します。

ルートがそこそこ広域になるので、効率を考えると若干荷台にゆとりが出来てしまう事もありますが…
なにかを積み合わせることが出来ればもっと良いのだろうな、と、もっと工夫の余地について考え中。

久しぶりにお仕事の紹介でした。

おなつ。

2013年12月7日土曜日

FLS総会と翌日とマズロー

東京都港区にて、FLS(Funai ロジスティクスソサエティ)総会に行ってきました。
今回は引継ぎも兼ねて相模原営業所の中川取締役所長と一緒です。

12月の例会ということでアワードありき、いつもとは違う雰囲気で開催されておりました。
愛東運輸様で行われている木鶏会、朝礼のお話も心を打つものが。
きっと想像を絶するご苦労もされたと思いますが、前向きで明るいエネルギーをいっぱい感じました。
とても立派で素晴らしいと、素直に言える会社様です。

あとは講師陣の方々から2013年10大ニュース、アメリカ視察報告、マーケティングのお話、宅配事業動向、2014年予測などといった講演を頂き、1年を振り返りつつも来年以降の夏島のあり方に思いを馳せておりました。


翌日
社労士事務所日本経営労務の代表、藤井さんのお誘いで、榎本班長と共に組織開発セミナーへ行きました。
こちらの写真はありませんが、去年わたしが非常に感銘を受けたB-Conという会社のセミナーがあり、当講師はそのB-Conの元会長の斎藤氏と聞いて結構びっくりしたものです。

内容としては経営についての基礎知識のおさらい+斎藤講師の実体験からの事例等。
話しがとても上手でわかりやすく、あっと言う間に7時間が過ぎて行きました。

理念経営から始まり、ビジョン、バリュー、ミッション→戦略策定~~成功~~までの流れと要点と注意点、BSC(バランストスコアカード)の策定、コアコンピタンス(中核的能力)マズローの自己実現の話、セルフエスティームの重要性、組織文化、規範、属人的文化、組織構造、人材評価、利益、ロジックツリーから革新(イノベーション)→継続的組織的学習へ
と、わたしとしては復習になり、年に一度は受けておいた方がいいものであり、また、夏島の管理職の人達にもライトでわかり易いので受けてもらっても良いのかな?という感触でした。

ちょっと横道に逸れますが、マズローさんの自己実現というと、最近節々で目にするのでちょっと触れておこうかと思います。

今回のセミナーではマズロー氏の発言
「自己実現をしている人々は、天職や天命と呼ばれる、自分以外の大義、自分にとって大切なものに専念して働く」
という言葉のみで、「人の為になっている人=自己実現の出来ている人」ということでありますが、マズロー氏といえば有名なのが欲求段階説にあるかと思います。

マズローの欲求段階説
1・生理的欲求=喉の渇き、空腹を満たすなど生存、本能に関わる欲求
2・安全の欲求=安全、安定した状態を求め、危険回避をしたい欲求
3・所属と愛の欲求=集団、社会に所属、適合し、愛情友情を満たしたい欲求
4・尊厳の欲求=他者から尊敬されたい、優れていると認識したい自尊欲求(重要感)
5・自己実現の欲求=自己の向上、成長、潜在能力の実現をしたい欲求

1~4は欠乏動機といって、自分以外のもので満たす欲求であり、5は高次であり満たされると一層関心が強化されるという成長動機と言います。
低次から高次へ一方通行(不可逆)であり、低次が満たされて次の欲求へと移るものである。

これは組織行動論、モチベーション理論で、いかにして組織の活性化を図るかという話しですが、4までの欠乏により自尊、セルフエスティームが低い状態であり、他人のためどころか自分のためのみしか行動を起こせなくなります。

これをベースにアルダファーのERG理論、アージリスの未成熟=成熟理論、マクレガーのX理論Y理論、ハーズバーグの動機づけ=衛生理論などへと発展していきます。(他にも諸説あり、不安定の欲求についての記述もあります)

自社社員のモチベーションが下がっている時、どこに原因があって何をすれば良いか、職務拡大なのか職務充実なのか権限不足か、感受性不足か無目標が原因か、何を変化させることによってそのモチベーションなりを立て直せるか。

上司なり同僚なりで出来ることもあるのではないでしょうか。
ちなみに上司にこの欲求が低下していると多くの部下に対して愛の無い環境をもたらしますので要注意です。
(みなさんは大丈夫でしょうか?)

横道が長くなってしまいましたが、ちょっと話のタネに。

これらを踏まえて組織開発セミナーにおいて印象的だった一言で締めようかと思います。

「人間性の低い人は、企業にとって負担である」(P.F.ドラッカー)

おなつ。

2013年12月4日水曜日

日本語の誤用

まぶしい太陽に木枯らしと、日中が冬の様相を呈してきました。
夜との気温差も徐々に無くなってきたように感じますが、
いよいよ空気も乾燥してきているので皆様風邪にはお気を付け下さい。

昨今、日本語の誤用というのがちらほらと話題に上ります。
わたしもまだ若い世代ですので、諸先輩方からは「最近の若いもんは正しい日本語を使えない」
というお話を頂戴することもしばしば。
非常に難しいテーマではありますが、確かに誤用をしている側とされている側では
言葉の意味の取り違いが起きるので会話が成立しなくなります。
なので、難しいですがとても大切であり、日本永遠のテーマであるとも思います。

わたしも日本語に神経質な部分があるので、先日観たTVでの誤用が気になってから、
頭から離れないということもありき、この記事を投稿させて頂く次第です。

あの、ちょっと下品なお話ですので、お食事中の方は食事と洗い物が終わってからお読みください。


何のTVだったか、多分バラエティーだったかと思うのですが、
誰かがちょっと吐きそうなシーンでアナウンサーが「嗚咽(おえつ)をもよおしています!」
とか言うんですよ。それも何度も。
「オエッ」としてる事を「おえつ」て。それ、擬音ですらないですから。

もうこれがだめなんです。
大学出て、TV局に入社して、そこそこ人気もあって、ある意味人生成功しています、
という日本語のプロが、「オエッ」としてる人に向かって「嗚咽です!」

はぁ?

「ビエーっ」って泣いてる人に「鼻炎です!」って言うのかよ。
ってなりますよね。

「オエッ」っとしてる人に「オエッとしてます!」ならわかりますが…

嗚咽とは、むせび泣くことですからね。
こういうのを公共の電波で流されるとわたしの血圧は上がります。
教育にも非常によくありません。
この番組を観たお子様が、将来同じような間違いを起こすのだろうな…と思うと「若いもんの間違った日本語」を教えているのは20も30も年上の大人なのではないかと疑ってしまいます。


誤用というとよく引き合いに出される言葉として「確信犯」というのがあります。
こちらは本来「自分の犯す犯罪は正しい」という思想の事を指すのですが、
一般的に使用される意味としては「わかっててやった」というのが殆どではないかと思います。
こういった誤用については、一般的な使い方に慣らされていくということもありき、そこまでうるさく言う必要もないし、意味としては後者の方が通じやすいのでそれはそれで良いようにも思います。
いつか辞書の内容が変わるのではないかな?とすら感じますし。
「失笑=大笑い」「爆笑=大勢が笑う」も同様ですね。


あとは慣用句で「〇的を射る」なのか「×的を得る」なのか、というのもよくありますよね。
的を得た、というのは「的をゲットした!」ってそういう報告ですから。
こういうのは口から出る言葉と字にした時のイメージに違いがあるので、一旦イメージしてみると「ああそうか」というのが結構あったりします。

このように、非常に日本語というのは間違いは多く、と言いますか、間違いが起きやすいです。
いい加減の「いい」というように両義語(どちらにもとれる言葉)も数多くあるので、字面から想像できる意味だけでなく、前後の文によって意味が変わる事もあります。
そこまでこだわるわけではありませんが、難しいからこそ文字や言葉も「適材適所」で使えると素敵だとわたしは思います。

なので、どうしても「オエッ」を「嗚咽」と言う事だけは許せません。もう全部間違っているのです。

おなつ。

2013年12月3日火曜日

東京モーターショーへ

先週のある日、UDトラックスさんより東京モーターショーへ招待頂きました。

凄かったです。

 UDトラックス、クエスター

海外での仕様との事で、とにかく大きい。
大きい=なんかかっこいい
子供みたいな感想ですが、トランスフォーマー的な意味でちょっと夢が見れました。



こちらは現行のクオンと、エスコットのミッションだったかしら??

日野さんのブース、アームロールを。
ちなみに後ろを向くとバスがいっぱいありました。

外に行くと、ボディがいっぱいあり、
フルハーフさんの後ろにランテックさんもありますね…

 こちらトレクスさん。

ふぅ。

ふそうさんのブースが無かったのが残念ですが、一通りトラックを見てきました。

あとは少し時間が余ったので、かっこいい車を撮りました。
これはBMWのアルピナ↓わたしの好みです。
 ↓こちらは新型のスカイライン。マークはインフィニティですね。
これはこれで強そうですけど、個人的には現行型の方が好みです。後姿も。


あとは、弊社の荷主でありますNSKワーナー様の母体(?)
NSK様のブースも見てきました。


車ってすごいなぁ…

日本の産業の多くを支え、
世界の技術が集結された「自動車」という工業品に感銘を受けます。
仕組みそのものも面白いですが、一つ一つのプロダクトの精巧さ、
というのも心が躍る美しさを感じます。

初めての東京モーターショー、
ちゃんとしたカメラを持っていけばよかった…と少し後悔しました。

色々なメーカーがあり、色々な特色があって、人の心を満たし、快適な生活を提供する産業。
様々な工夫が凝らされていたり、使う人の事を考えた作りになっていたりと、電気製品とはまた違った意味でもの凄い業界だな。としみじみ思いました。

この度はこのような機会を作って下さいましたUDトラックスの志村さんに感謝致します。
またのタイミングがありましたら、その節も是非よろしくお願いしたいと思います。
ありがとうございました。

おなつ。

2013年12月2日月曜日

パソコン演習(入門編)

ジャズが耳に美味しい季節になりました。
わたしは12月というともっぱらジャズかクラシックを聴きます。
このまま粛々と誕生日を迎え、クリスマス、そして元旦へと。
行きたいですが、会社は繁忙期ですので戦々恐々としております。

さて、タイトルにありますパソコン演習を土曜日、日曜日と、2日間みっちりやってきました。

パソコンと言いますと、わたしは英語で例えるところの
「日常会話には困らない程度」
は出来るような気がしておりましたが、世界は広いなぁ…と実感致したところです。

今回の講師は東京都市大学(旧武蔵工業大学)の工学博士、武田正治名誉教授と、知識工学部の横山真一郎教授の2名。加えて、助手の方が3名と計5名でお送り頂きました。


パソコンの、入門。
という事で、かなり初心者的な内容かと思い、割かし軽めな心持ちでいたのですが、
なんと表現したらいいのか、
「パソコンの操作は初心者で結構、しかし数学的知識は持って来てね。」
そんな雰囲気で授業は進められて行きました。


いかな内容であったか、今回記事はメモ的意味も含めて記載していこうかと思います。
(こんなことも知らなかったの?という事があっても愛嬌で流してください)

まず、我々の業界では、数字が苦手な人が多すぎるという事が物事を進められない大きな原因になっているという事を学びます。
統計やデータ、分析など、様々な事実を元にした数字があるのに使えない。数字に対してアレルギーが強かったり、「現場主義」という言葉の意味をはき違えて感情論などに走ってしまうという傾向があるという事。
では、経営というのは記憶や体感を基に勘でやっていけるものだろうか。
きっと答えは「No」でしょう。
きちんとした実績や管理数字など、1年前や少し前の結果、事実から計画や戦略や対策を練る。
こういった事をないがしろにしては到底やっていけるものではありません。

と、パソコンを学びに来たとは思えない、的を射た経営論を頂きました。ちなみにわたしは同感です。

次に、平均と分散って何??
という話になります。
わたし達文系の方々が思っている「全部足して、割る」というのは算術平均というそうです。
この算術平均、データの中心的傾向を示す尺度、とのことですが、これをXbar(Xの上に棒)と言うのだと。
これを正規分布の中心、重心であるという事から始まり、次に分散と行きます。
正規分布の横幅ですね。異常値(分散、バラつきの大きい部分)を省いてトリム平均などを作って信憑性を出したり形を整えたり。
ここから先、ちょっと個人的に複雑だなぁと思ったので簡略すると、

・幾何平均=対数正規分布のような時に望ましい平均
・調和平均=時間、距離等異なる単位での平均を出す
・中央地=CL。ど真ん中。メジアン。
・最頻値=最大の度数を持つデータ。モード

メモを元に書いているので間違えていたらわたし含めてアレですが、この後から標準偏差や不偏分散に入っていきます。


それから、これらをエクセルでどう出すの??
という話に移ります。

=STDEV()

スタンダードデヴィジョンという式で√分散の値が出るという事ですね。
勉強になります。

√分散の2乗=標準偏差(平均±いくつ)というのを割り出し、正規分布の場合中心線から右に3等分、左に3等分すると、99.7%が収まります(3δ管理図)。
中心線から標準偏差1個分を左右に分けた地点の起こる可能性が68%だそうです。
2個分を左右に分けると95.5%に増えるとのことで、およそこの地点での分析で十分有効だとのことです。

次、統計について。
母集団(データの元、ビッグデータ)から今回必要なデータ(標本)を取り出しデータを作成する。
連続値(実数、小数点のあるような委細データ)と
離散地(整数、運送業だと受注件数、事故件数など)
これらの違いを知ってから、どちらのデータをどう処理し、どう分析し、どう活かすかを学ぶ。

連続値は、確率などをNormal Distribution「N」=正規分布として
離散地は、0を含む整数をPoisson Distribution「P」=ポアソン分布として

それぞれの特徴とμ(ミュー=平均)、δ(デルタ=分散)とかλ(ラムダ=平均、分散)の計算式や
散布図、相関の強さ(エクセルでいう=CORREL()、コリレーションという式)等の相関係数についてを徹底的に叩き込まれました。相関は0.5~0.6で相関があり、0.7~0.8で相関は強い、といえ、0.4以下なら相関は無い。という事でした。我々の場合は距離とコストの相関や距離、時間の相関、距離、時間、コスト、運賃などの相関があるかどうか、正しいかどうかを知る必要がありますので、非常に大事な内容です。
この辺り、相関が無かったら何かがおかしい、どんぶり勘定、不採算、暴利、といった傾向があるのでしょうね。

文系ですが結構面白かったですし、先生が非常に分かり易く教えてくれたので、実際全然活用していないという事と、多分自分では説明が難しいだろうなという課題が残りました。
これが初日の講義です。

ここで、X!(階乗)や、べき乗、e=対数(log10は10の何乗?=2←e)等も教えてくれましたが、
どうやら中学校で学ぶみたいです。
わたしは2次関数でつまづいていたのでわかりませんけれど、基本的に知ってる事を前提に授業は進みました。



翌日、
統計データの活用について、データの特徴、傾向をつかむこと
分布からデータのバラつきの形状をヒストグラム、(棒グラフ?)にして眺めること
特性値を得ること、ヒストグラムの描き方(昇順に並べ、区間をどう作るか=区間の切り方でグラフの見た目が変わる)から始まります。

棒グラフならデータによりますが、5~7本が好ましいので、
「最大値-最小値=誤差」を計算し、「誤差÷本数」で出た数字が区間。
その枠内をk(クラス)と言って、そこの中での統計を得る、とか。

そこからABC分析を始めZチャートの作り方や意味を知り、
エクセルで移動平均や移動累計の出し方などへと行きました。
多分、知ってる人からすると「何言ってんだこいつ」かもしれませんが、わたしは本当に数学が苦手で、
今だからちょっと分かるんですけど、殆どの言葉も意味も初見なような気がするのです。

で、えっと
管理図の作成に行きました。
Xbar(総平均)-R管理図と
P-Pn管理図についてですね。
こちらは、わたしも明日復習しようと思っていますので、こちらにフィードバックはしませんが、
Xbar-R管理図は総平均、中心線(CL)、範囲(最大値-最小値の総平均)、UCL(アッパーセンターライン、上方管理限界)、LCL(ロワーセンターライン、下方管理限界)それぞれの計算式と出し方、それとR(レンジ)とか、実際の数字を用いてエクセルでやってみました。

P-Pn管理図も面白かったです。
不良率や不良個数を予測できる、といいますか、
実測値の散布図に、そのもっとも真ん中を通る一本の線を入れて傾向を見る事が出来るというもの。
誤差はありますが、非常に有用な管理図であると思います。

あとは回帰分析、重回帰分析、在庫管理の発注点とリードタイム、
ゴールシークとソルバー等の便利ツール等の紹介でした。
回帰分析についてはきっちりやりましたが、これも非常に便利なデータです。
身長170cmの人の体重はいくつが多い??というのを統計から割り出すという感じの分析ですが、
これらのデータの個数が多ければ多いほど、信憑性の高い事実から割り出す未来予測という事で
現実、その通りに行くかどうかはわかりませんが、十分に信頼出来る予防線を張る事が出来ると思います。

と、こういったことを、工学的、数学的な勉強を「PCを使ってやってみよう」
という感じで2日間勉強してまいりました。

今まで数学的知識が薄かった分、エクセルを使いこんで居なかったんだなって心から思いました。

また、先生が言うに「弱者の武器が数字」、これは数字こそ事実であり、現実である。
事実、現実の数字を集めたものが統計であり、実績であり、それを使わないなら統計も実績も計画もいらないと言っているも同然。
これらをないがしろにしている人というのは、数字で現実をお客様に納得してもらう事が出来ないでしょう。もしくは持っている勘と感覚でお客様を丸め込むことが出来ている、十分だ。と思っている人が多いのではないでしょうか。
勘や感覚はどうやって形成されているのでしょうか。それは通ってきた現実と事実だと思うので結局統計やデータの分析なんですよ。結局数字が嘘を根拠に、根の拠り所ですからね。あった方が良いに越したことはないのです。逆に、数字を出せと言われた時に何も言えなくなったり、根拠を示せないというのは必然的に弱点になってしまいますよ。
と、そういう風に見られてしまっても仕方のないことだという事です。

割と勉強はしているつもりでしたが、今回は1から10まで全然知りませんでした。

これでパソコン演習入門編ということですので、次回3月の実践編はどうなることやら。

おなつ。

2013年11月29日金曜日

自尊心さん

前々回の投稿で、自尊心さんをぼっこぼこにけなしたような事を言っていますが、
そもそも企業では社員それぞれ、管理職それぞれの自尊心はないとダメだな、
というフォローをきちんとしておこうと思います。

自尊心さんやモチベーションというのは小さな成功を積み重ねで
「あ、出来るじゃん」という自信を少しずつ築き、作り上げられるもの。
じゃぁこれもやってみよう、あれもやってみよう、これが出来たら次はこれ
と、こういった感じでどんどん積み上げて行くものなんです。
つまり、自尊心がないと生産性の向上や成長が見込めない、ということになるのです。

成功体験は自信持って良い事ですし、それを根拠に次の山へと登るわけです。
前々回の投稿では、「何も成していない、成せないのに、
高い山へ登ったかのように見せるのはナンセンスだー」ということですが、
事実しっかり積み上げ、熟成された自尊心さんはそれはそれは立派なものだと思いますよ。

そういう自尊心さんをお持ちの方は、きちんと仕事を最初から終いまで出来る人なのできっと周りからの評価も高いでしょうね。リーダーとか、〇〇長とか、社員モデルとかね。当然ミスも少ないです。
出生の不明瞭な自尊心を持つと、失敗を怖がって前に進めませんし、恥をかくことも怖がって相手との妙な壁を作ったりしますから。こういうのはよくありません。

そんな感じで、しっかりした自尊心さんをみんなで持って生きましょう。
小さな成功→自尊心の向上→生産性の向上
と、いうことで今後とも自尊心さんをよろしくお願いいたします。

おなつ。

2013年11月26日火曜日

つらつらと3

先週はボジョレー・ヌーヴォーが解禁となり、
今年はわたしもちょいと購入してみました。

 ↑こちらはカメイさんから購入
↑こちらは近所のセブンイレブンで。

普段ワインは飲まないし、比べてみたこともないですし、
そもそも去年も飲んでいないので何がどうなのか全然わかりませんでした。

そんなこんなで、ワインを片手に最近マイブームのルパン3世を観ていたあの晩、
おつまみ食べた時に、なーんか奥歯に違和感を覚えまして。あれれ?と。
歯磨きは結構きちんとしてるし、歯科衛生士にも見て貰っているのに…

ひょっとして歯茎腫れてる??

と、ちょっとお下品ですが奥歯に指を突っ込んでみると

あるんですよ…

と、いいますか、あったんですよ。

おやしらず。


ええええええええええええええええええええええええええええええええ

いまさら??


非常にたまげました。

いまさら生えてくるもの???

今までに何人ものおやしらずの犠牲者を見てきました。
切る、だ、抜く、だと、ほっぺたパンパンに腫らせて物食べれないーとか
場合によっては夜間、救急病院を探したりする事もありました。

でも実は、めちゃくちゃ他人事だったんですよ。
「おやしらずが痛い」と言われても「ふぅん(ぽりぽり)」みたいな。
自分、おやしらず生えてこなくて良かったー!!くらいに思っていました。
まさかそのおやしらずが、わたしから生えてくるとは思いもよらなかったです。
完全に油断しておりました。
これからわたしは「おやしらずの無い生活」から「おやしらずのある生活」に変わります。
この変化がわたし自身に一体どんな変化をもたらすのか、
今現在では知る由もありませんが、すでに認知している現象としては
「今まで最奥だと思っていた場所より奥の場所で物が噛める」
ということが起きています。あれ、良いじゃん。

とりあえずですね、
いつかどこかでわたしが「おやしらず痛い…」と泣いていたら
「よしよし」とか「病院いこうね」とか、親身になって慰めてあげて下さい。
決して他人事のように思って接さないで下さい。
そして出来るだけ甘やかして、聞けるだけのわがままを聞いてください。
それを習慣にして欲しい。毎日そうやって接してあげて欲しい。
人の3倍から4倍優しく接して欲しい。もう特別な存在として扱って欲しい。
やがて痛みが消えた暁にはみんなで肩を抱き涙しながら喜び合い、
そして騎馬戦のようにわたしを担ぎ上げ、燃えるように赤い夕日に向かって走り出すのでした。

おわり。

2013年11月23日土曜日

気高さ

気高い、って言われる社員がいるんですけど、気高いってすごいんだなって思いまして。

わたしは人から「気高い」とか言われたことないですからね。
これ、きっとすごいことなんですよ。

気品・品性が高潔である、高貴である、神々しい

と、人から見てそう思うってことではないでしょうか。
これは自分で養おうと思って出来ることではないですよ。


例えば「誇り」という言葉があります。

まぁこれも似てるかなって思ったんですけど、
名誉に感じることや誇ること、またはその心、という意味ですが
使い方としては「自分を誇りに思う」というのはきっと間違いで、
「祖国を誇りに」「家族を誇りに」「会社を誇りに」「仕事を誇りに」
など、AがBを誇りに思う、という使い方が正解だと思うんですね。
自分を誇りにするって多分、ダメなんです。

同じようにして、「自尊心」という言葉があります。
これも非常に難しいとは思うんですけど、両方とも英語では「プライド」ですかね(英語って雑ですね)。
こちらは「自分の人格、思想、言動、能力を大切にしている」という心です。
基本的には自分に対して肯定的な意味合いが強いのかなって思うのですが、自分が自分を誇っているような様、という感覚でしょう。
自尊心があまり高いと、高慢、不遜、自惚れ、尊大、おごり、思い上がり
など、非常にマイナスな面が出てくると思います。

でも、自尊心がない人間というのもつまらないですよね。
きっと自信がない、とか悲観的、みたいなものが続々生まれてきちゃいます。

じゃぁ自尊心を持ちましょう。

と、いうのもなんだか大味で曖昧で無責任だなぁって考えると
自尊心の中でも、自己愛みたいな心を養うのが良いのかな?と。
自分を無制限に、無条件で愛しましょう。という感じでしょうか。
そうすれば「本当に自分を大切に思える心」とか「セルフエスティーム」というね
ギリギリのラインで持っていないと絶望に追い込まれてしまうような非常に大事な自尊心を保つことが出来なくなって死んでしまいますからね。
自己愛に根拠なんていらないのでいっぱい持つといいですよ。
加えると、自己愛の少ない人間って、他人も愛せませんからね。

ここで思うのは、「あの人プライド高い」「自尊心が凄い」というのはちょっといい意味ではなく、
「あの人を誇りに思う」「あの人は気高い」というのは非常に素晴らしい人を指して言う意味になります。
しかし、プライドや自尊心は自分で勝手に思って作られる主観的な評価であるのに対し
誇りや気高さというのは自分で作ろうと思って作れない、至極客観的な評価です。
と、いうことは、AがBを誇りに思えるというのはBが利己的ではなく、利他的であり、
自尊心よりも他尊心を重んじていたりするのではなかろうか。

他尊心という言葉は聞いたことありませんが、先に書いた自尊心の「自分」を「他人」に変えるとなんとなくその意味はわかって頂けるかと思います(辞書にはないんですよねぇ)。

自尊心の高さに反比例して、他尊心は無くなりますのでこれは反義語という扱いです。
反義語ということは、これまた自尊心とは違う養い方があるのかと思いますが、
それはこの場では「無常観」ということにしてみます。
平家物語のアレですね。「諸行無常の響き有」の無常です。
日本人の美意識の特徴らしいですが、「老いちゃう」「死んじゃう」という思い通りにならないことを「当たり前」だと「受け入れる」ということでしょうか。
無常観なくして他尊心は養われませんが、自尊心は無常もへったくれもないので思い通りにならないとムキーってなって野生に帰って行く感じのイメージです。
つまり、無常観の強さ=自尊心を打消し他尊心を養うってことになってますよね?
なりますよね。多分合ってます。
そう、そうやって育ててみると良い感じだと思います。キーワードは諸行無常です。

さて、いよいよ何が言いたいのかわからなくなってしまいましたが
例えば、何か大きな悲劇が起きた時、めった打ちにされた時に
自尊心やプライドといったものは簡単に無くなってしまいますが、
気高さや誇り、他尊心というものはきっと失われることが無いものです。
ならば、どんなに自尊心を多く持とうがプライドを積み上げようが
言わば無意味極まりないことであって、逆に生きるには足枷になり得るのではないかしら?と思います。

要するに、いかに無常観を持ち、自己愛を持って利他的に動けるか

が、気高さや誇りに思われる人間像を生み出すのではないでしょうか。

なので、「気高い」と言われる社員ってすごいって思うんですよ。
わたしは自社にそのような社員がいることを誇りに思います。

おなつ。

2013年11月18日月曜日

出会いの秋

本当に刺激多き一週間を過ごしました。
世界の狭さと広さを同時に感じる出会いある日々でした。
ちょっと一週間を振り返ります。

役員会議の後、夏島の顧問である清水氏と話し、わたしもまだまだだな、とぺっこぺこに凹み、
その晩、わたしの尊敬するある知識人がTV番組で「アンパンマンを知らない」
という一面を露呈した時に、完璧な人間なんていない、
なんでもかんでも出来る人間なんていない。ということを改めて感じ、
だから、良いんだろうなあ。まだまだで良いんじゃないか。なんて考えておりました。

続いて、社内の配車システムを来年4月までに変えなければいけないという課題に対して
数々のシステム屋さんと打ち合わせをしたり、現行夏島で使っているものを利用している
タムラ運輸サービスさんに訪問したりですね、



ワイズ通商横浜営業所さんに訪問し、また別なアイデアを頂戴したり。
あ、ご対応頂いたのは新谷専務をはじめ、横浜営業所の皆様から。
写真の神田さんにも、弊社はとてもお世話になっております。

改めて、自社以外のオフィスや仕事のやり方などを見ると刺激を受けますね。

その翌日、お勉強をしに四谷に行ったのですよ。
そしたら、たまたま同じ時間、同じ場所で、講義を受けるだ、という
相模原営業所の所長、中川取締役と、喫煙所でばったりですね。
あんまりお勉強をしに行っている姿とか見られたくないんですけどね。
まぁそれはどうでもいいんですけど、この日も非常に面白かったんです。

当然お勉強の内容もそうなんですけど、
以前船井総研様のFLSでお会いしたOSO株式会社の鈴木社長と新宿行ったのがとにかく面白くて。
鈴木社長は以前、チベット~ネパールで2年間旅をしておったそうで、
その時(20年位前)お知り合いになったという方を紹介してもらったんですね。
まぁ、場所が場所なのでネット社会では禁忌とされる政治と宗教のお話が結構出ちゃいまして、詳しくは述べる事は出来ませんが、ネパールのオッペン君とも仲良くなれたし、とてもとても、心が潤される特別な時間を過ごす事が出来ました。

明けて、信和会の交流会です。
えと、
真ん中にいます、ちっちゃく映ってる白い洋服の方。

こちら、チャンネル桜という番組の大高未貴キャスターが講師に来てくださいました。

それこそ禁忌なお話をみっちりお話頂いたのですが、
日・米・中・韓(ネパール・インド他中東も少し)の関係について、ですね。
大体わたしが思っている事と同じなんですが、
最近知れば知る程、わたしは日本に生まれてきて良かったな。って思います。
ただ、この大高氏の言うような「日本て、こういう国なんですよ」っていう話は
今、結構表で話している方増えましたよね。
個人的には良いんじゃない?って思っていますが、今後どうなっていくんでしょうねぇ。

ちょっと脱線しますが、
この国では声を大にして「日本好きです」とか言うとなぜか「ウヨクだー!」って言われるから不思議です。母国だとか生まれた土地だとか育った環境に対して愛を持つとウヨクになるそうですね。
自然と持ってしまうのが普通だと思うんですけどねぇ。何か敏感過ぎる気がしません?
あ、このくだりダメでしたら削除します。

明けて、物流部会(?)です。
群馬の運送業の方々が神奈川県のいすゞ工場を見学にいらっしゃるというので
その見学後の食事の場をわたしの方でしつらえさせて頂きました。
こちらは前月開催された横浜での関東トラック協会の研修でもお会いしている方(木村商運、木村常務)もいれば、今年2月に行われました群馬でのローカルネットの実務者会議でお会いした方(フレンズ運送、滝澤様)もおり
「その節はお世話になりました」と「おお、なんたる奇遇!」と「来年もよろしくお願いします」
が、しっちゃかめっちゃかでしたが、滅多に会えない方との再会もあり、賑やか楽しくお送りする事が出来たかな、と思っております。

ま、月~金はこんな感じですかね。
結構多くの人と出会い、話し、時には笑い、時には歯を食いしばりと、とても疲れました。

当然、これらの合間にはディーラーさんと打ち合わせしたり、リース会社さんと見積もり取ったり、社内の業務だってやっていますよ。
当然なんですが、なんか色々誤解もされそうなので、自己フォローして終わりたいと思います。

おなつ。

2013年11月11日月曜日

フォークリフト講習会

先日、相模原営業所にてフォークリフトの講習会が行われたようです。


講師としてPCS株式会社より営業部長の石川様がいらしてくださいました。

わたしは情けない事に当日まで開催されることを知らなかったもので、
こちらは事後報告として上がってきたものについてのご紹介とさせて頂きます…

【はじめに】開催にあたり石川氏より挨拶とフォークリフト事故の現状について

・なぜ気持ちにゆとりが無い時に事故が多いのか

・第一に荷物に関心が向きがちだが、フォークを動かす周辺観察が先

・意識をして練習のようにゆっくり作業しましょう

・現在は様々なフォークが販売されている、爪の長さがまちまちなので2度さし確認を積極的に使う事


素晴らしい内容ですね。
先日わたしの書いた、右目に目薬の先端をぶっ刺したというのも、
きっと気持ちにゆとりも持てない時の事故だったと実感します。

またですね、これも最近認識するようになったのですが、
人間が何か動作をするっていうのは脳が全てなんだってコト。

脳を使って、口・手・足を動かす事しか出来ないわけです。
同じ動作を繰り返す事によってスキルとなり、効率アップ等に繋がるのですが、
精度の低い意識で同じ動作を繰り返してしまうと、いわゆる「慣れ」「横着」
に繋がってしまいますよー。という教訓です。

はい。次。

【実技編】仮想コースを設定しひとりひとり運転しながら指導

荷台のパレットを↓

すくって、所定の位置まで運んで↓

多分所定の位置↓

真剣な面持ちです↓

荷台に戻す↓
と、まぁこんな感じでしょうか??
受講者全員が見ている前で直接指導をしてくださったようです。
これはなかなか真剣にやらざるを得ませんね!
ベテランの人が、こういった基本を改めて体験するというのも貴重だと思います。
また、身内でないからこそ、緊張感を持って臨むことができたようです。

【最後に】石川様より総括

非常に操作が丁寧で能力は高い
 しかしながら事故は起きてしまう。現実に対して今一度考え直してほしい
トラックなどは公道を走るので死亡事故を起こしてしまう乗り物と認識は強いが
フォークリフトは貨物事故に気を取られてしまいがちであり(もちろん貨物もまずい事故ですが)
死亡事故が起きる乗り物!といった認識がまだまだ足りない。
今日をきっかけにして「死亡事故が起こりえるんだ!」の意識と認識持っての運転操作を願っています。


こちらは報告を基に記載しておりますが、身が引き締まる想いです。
フォークリフトの資格講習の時に、死亡事故の事例などを紹介されますが、
「本当にこんな事故があるのか?」「ありえないだろ」
という考えがよぎったりしましたが、事例は事例、事実としてあったということなんですよね。

一歩間違えれば、人が死ぬ

そういう考えを常に持って作業に挑んでいかないといけません。

仕事については「速い=かっこいい」という感覚の人もいるかもしれませんが、
「安全、安心、確実(東京オリンピック招致のパクリですが)」こそ、かっこいいのです。

榎本班長より、営業所(会社)とPCS様と内容について打ち合わせを行い
継続してより良い講習を続けてみては??という意見がありました。
また、これを機に講習という品質の向上に力を注いでいけると、
自然と価値のある物流商品を生み出す事ができるのではないかと、
勝手に要約して書いてますが、そのような感想ももらう事が出来ました。

いい機会を作った相模原営業所もそうですが、
対応頂きましたPCS様、石川様に、この場を借りて御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

おなつ。

2013年11月8日金曜日

【お客様紹介】テクノメタル市瀬様

目だの鼻だのの様子が不穏な季節になりました。
眼精疲労というのもバカにできず、時には眼球に栄養を足してあげると良いですよ。
先日は目薬の先っちょを右目にぶっ刺すというアクシデントがありまして、
いやはや、人間疲れると動きががさつになるもんだ、と実感した次第です。

たった4行なのに文章がめちゃめちゃですね。

さて、
弊社新規荷主でありますテクノメタル市瀬様をご紹介いたします。

気まぐれ会社訪問~
わたしの到着の直前にうちの4t車が荷物を積み切ってしまった為、
工場に残っているのはこの曲げ板と
鉄の柵しかありませんでした。

こちらが代表の市瀬さん(なおあつ)。

何を隠そう、わたしが18歳の頃、同じような職場で一緒に働いていた人物であり、
それ以前に小学生の頃から一緒に風呂入ったり海行ったりして遊んでいた人だったりします。

業務としてはステンレス(や、鉄)を切って曲げて溶接して研磨して
手すりや柵など、作れるものはなんでも作ってしまいましょう。
という会社さんです。

壁の工具も圧巻…
といいますか、よくぞここまで揃えたなぁという感じです。


この作業台なんかも、在りし日を彷彿とさせ、感慨深いものです。
(一応わたしも溶接、研磨など出来ました。本社営業所の門扉の製作にも携わっています。)

月日というのは恐ろしいもので、
お風呂でちんちんを浮かべてきゃっきゃしてたあの頃とはもう違うんだなって。
わたしも大人になったとか老けたな、とか思う時もありますが、
同じ時間を歩んだこのなおあつも充分立派なおっさんになったもんでありますね。

あと、びっくりするほど足が短くなってましたね。

ついでに、現在制作中の設計図も拝見させて頂きまして、
CAD(コンピューターエイデッドデザインでしたっけ?キャド)もいじって見せて貰いました。
遠目から見ると都内の電車路線図見てるようです。

2階部と、その階段もこれ自作なんですよね。

今年の夏、現拠点横浜市は旭区に移動してきたとの事で、
先月から運送の仕事を度々頂いております。
なんだかこれも縁だなぁとか考えちゃいますね。

何にしても、お互いこれからもがんばっていきましょう!
更なる発展をお祈り致します!

おなつ。

2013年11月5日火曜日

お泊り勉強会


マイブームのお勉強会です。
今回は泊まりで行ってきました。

トラック業界の抱える問題…というのがかなり重複していたテーマですが
そこはほら、わたしたちはある程度みんな知っている事じゃないですか。
わたしたちが学ぶべきは、そのうえでどうすればいいのかという事ではないかと思います。

よく、省庁に対して「現実を知らなすぎる」という声を聴きますが、
実際問題、実運送会社以外は現実をよく知らないもんだと思いますよ。

燃料高騰、中型免許制度、駐禁問題、低所得化、高年齢化

ま、ネガティブトークは尽きないもんですが、
今までと全く同じにやっていたらそりゃネガティブにしかならんわな。
というのがわたしの持論。

世が変われば自らも変わらないといかんのです。
特にこれからはTPPもありますからね。

少し話はずれますが、TPPについて、
物価が上がらないから中間で運送会社の利益を削られる世に対して
更に安価な舶来モノが入ってくるとなるとどうなんでしょうね。
もっと単価の低い仕事をせざるを得なくなるような気はしますが、
コンプライアンスについても相変わらず厳しいでしょうからみんな困るだろうな。
いや、人すら日本人で行うかどうかわからないですから品質もどうなっちゃうんだろう。

わたしは、日本企業の仕事っていうのは世界的に見ても非常に高付加価値だと思いますよ。
製造からサービス、何から何まで高水準で行き届いている感じです。
なので川上から川下に行くまでの単価が安すぎるという感覚があります。
しかし、所得自体が上がっていないので末端価格が高くなると買い控えが起きるうんぬん。
世界的に景気が良くもない限り、日本人ですら日本の物を買うかどうかなんてわかりません。

良いものは高い
悪いものは安い

この差がこの先どう影響していくかある意味見ものですね。
特に、TPP参加国のうち、日米だけで8割のGDP(日2米6)を持っていますからね。
わたしは個人的にTPP反対でありますが、まぁ楽しみっちゃ楽しみです。

おなつ。

2013年10月30日水曜日

つらつらと2

激動というか、そうでもないような一週間が過ぎました。
とにかくいっぱいしゃべったし、いっぱい見て聴いてとね。
知っていそうで知らないことに触れたりね。
あっという間に時間は過ぎて、気付いたらなんかもう冬みたいになってますしね。

わたしは、来年の7月くらいまで、毎週水曜日にお勉強に出かけます。

それまで、FLSやその他には代理の人に行ってもらうことにしておりますが、
それ以外の機会もどんどん増やしたいなって思っています。

お勉強ばっかじゃん。

と、いう方もいるかと思いますが、
わたしとしては「そういう時期」というのが誰しもに必要だと考えておりますので、
これは過去から・現在・未来の管理者や従業員に対して
「わたしはこういう会社にしたい(いたい)」というものを実現するためには不可欠な要素だと。
そう認識しておりますので、ご了承をお願い申し上げる次第です。

それでですね、
わたしが次々に特攻みながらあちこち行って「これはいい」「これはすごい」「これはだめ」
そういう判断をした場所に、それぞれ行ってみて欲しいのです。
もう、先週のFLSは喉から手を出しながらも営業所の所長を出したかったですが、
車両の榎本を行かせました。
わたしはクリティカルヒットを打ったと感じておりますよ。
とにかくショックが大きかったみたいですからね。
良い感じですよー。

どう感じるか、何を学んだか、何が違うのか

ショックが大きければ大きいほどいいでしょう。
現実とどれだけ離れているか、離れていればいるほど、ビジョンは高くなります。
そこへぴょーんと飛んで行くことが出来れば楽なのですが、
実際は小さな変化を積み重ねてようやくようやく、たどり着ける場所にあるからこそ、
ショックが大きいと自分に何が必要かを考える事が出来るわけですね。
持論ですけど。

わたしも自分自身1年の間で何が変わるかとても興味深いですし、
みんなも同じように視野と視座の幅が広がるようになってくれればきっと、
もっと良い会社に変貌を遂げる事ができるのです。

そう願いながら、
管理者実務者各々に合ったものを順を追って
必要な時期に投入していこうと考えております。

ミスマッチでは?と言われることもありますが、そこはわたしの視点で見てどうかを判断致します。
時にはしくじることもあり、ちょっぴり悲しい時もあるくらいが良いんです。

現場を知れ!
という声もありますね。
これは、知らないのではなくて、飽くまでも知った上での現状という事ですから、
知った上でどうするこうする、を、考えるのが我々ですのでね。
現場知った上に更なる改悪にならないようにするためには
各々の知識と認識を広げ強くしていくことに他ならないのではないだろうかー
というのがある意味テーマでもありますので、
夏島のみんなも「勉強できていいなぁ」と思ってくれると幸いです。

ただね、あとは講習を受ける側の心構えですね。
なんのこっちゃと思っていたら身になりませんので、
よし、これを学ぼう、これを盗もうそして花を咲かせよう。
こういった心構えが必要です。

現状、わたしだけが浮いて行く感じで尊師とも呼ばれていますが、
こうなんていうか、2人3人で浮けば、最終的にはみんなで浮ければ怖くないと言いますか。
浮いて良いんです。
少なくとも、わたしは浮いているように見えても地に足が着いているつもりですから。
どんどん浮いて欲しいです。

おなつ。

2013年10月26日土曜日

つらつらと

TPPについて考えてみたり、
先々の物流のトレンドについて考えてみたり、日本の歴史をさかのぼってみたりと
今週は脳みそをねじりながらあれこれ妄想しておりました。

なんにしても、わたしたちを取り巻く経済環境というのは
ぐるぐると大きく変わっていくだろうなと思います。

変わって行くという事は必ずしも万人にとって良い事かというと
決してそんなことは無いはずなのですが、結果的にはどこかに落ち着くしかない。
嵐に流され、陸に打ち上げられても、そこで、はい人生終了~という事は無いわけで、
また陸から必ず海に出ないといけないのです。
しかし、辛くても何でも必死で海に残れば嵐は必ず止むわけですから
なんとしても沈まない、陸に打ち上げられないようにする対策をしないといけないですよね。

ま、思い切って舵を切るべき時に、しっかりと切れるかどうかがわたし達の腕だということですね。

わたし【達】です。

ちょっと話は横に反れるんですけど、
ここ数年せこせこと勉強して、本を読んで、講習行ってと
知識のようなものを詰め込んでいきながらも
それこそ持論なり仮説なりを立てて経営に挑んでいるつもりなのですが、
ふと自分の立ち位置を顧みると革新派のようなポジションを取っているようです。

もしかしたら、みんなの切りたい逆の方向にわたしが舵を切ろうとしているのかも?

そんなこともちらついたりします。

はい。


まぁそれはそれとしておいといて。

軸がぶれるだぶれないだ、とかそんな表現をたまに耳にしますが、
軸なんてぶれたっていいんじゃないかなって気がします。
ただ、その土台になるべきモノが何なのか、という事です。
わたしは理念や信念かしら?とか考えておりますが、とにかく正しい理念信念さえぶれなければ
軸なんて折れようが曲がろうがどうだっていいように思います。
逆に、軸をずらせない、という事は大きな問題であるとさえ思います。

順番で言うと
理念→ビジョン→目標→計画→日々の行動
だとすれば
目標から先は本来理念やビジョンを達成する為のもので、
ぶれたり動いたり変わったりするというのは当たり前の事ですからね。
「そこを変えるのはいやだー!!」
なんていうのは理念とビジョンに反する、もしくは軽視とか、そんなもの無い。
という事になるのではないかと思います。

地に足の着いた生活を送るというのは非常に大切であると同様に、
会社もしっかり地に足の着いた理念とビジョンを持つべきであり、
その上で、目標、計画、実行(日々の行動)を定める必要があるかと思います。
目標や計画や日々の行動なんて、ある意味変えて当然じゃないですか。
そこを変えない、変えれないというのは、嵐が来るのに「備えたくなーい」という意思表示です。

更に言うなら、上司が「これをやるように」と言った事をやらない、という事は
「上司からこう言われたけど、面倒臭いからやらない」という意思決定をしたという事です。

これは意思決定です。

わたしはそれが、良い社員か?
と言われると、非常に良くない社員だと考えます。

少し愚痴っぽい話になりましたが、別に愚痴や文句を言いたい訳ではなく、
こういった問題の起きないような組織でありたいなーと思っただけです。

というのはですね、
社長以下、取締役、管理職から従業員の全員が
同じ志と言いますか、理念信念を持っていければ会社はすごく良くなるんだなと。
そういう形が醸成されれば、時代が変わろうと経済がおかしくなろうと
なんだかんだで上手く行くんじゃないかなって思った次第なんですよね。

そういう背景で、
革新派みたいなポジションを取っていようがなんだろうが、
上手く舵を切れるように頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。

おなつ。

2013年10月22日火曜日

打たれ、そして敗け、全回復してきました

いやぁ。
ひっさびさに打ちひしがれておりました。

なんていうんだろう、
失望が連続すると絶望するんだなぁって。

そんなこんなから一週間です。
思ったより早く立ち直るといいますか、
まぁ昨日2人がかりでベホマして貰ったといいますか、人様に迷惑をかけたというか。

しかし、敢えて敗北と表現しますけど、
この敗北感というのは、現代日本社会ではそうそう味わえるものではありません。
お互いに配慮しあい、相手を慮る日本人ですからね、
わたしのように若輩のモノが強がった発言しても「うんうん」てみんな聴いてくれますもん。

と、いうわけで
貴重な失敗を成功の元にしようと考えるわけですね。

いや、失敗だったのは、車両主任の榎本が言うには
「話すには上手なのに、プレゼンとしては下手」という事らしいです。
なので、プレゼン上手になろうと思います。

だって、何度考えても、どっから考えてもわたしが間違っているということは無いんですから。

言い訳としてあります、資料を作る時間が無かったので煮詰まりきっていなかったことと
根回しをするのが嫌いなのでぶっつけで資料がボンっと出る、という部分の改善に
プレゼン上手を足せば次はいけると思っています。

この一週間は、敗北感と絶望感の中で
理念・ビジョン・目標・判断・視点のどこに間違いがあるのかを探しましたが、
結局わたしは間違っていないという事はわかりましたので、
次は絶対に勝てます。

おなつ。


と、いうお話の陰に。

例えば、ですけれども。

売り上げと利益が出ないよぅ = 敗北 だとします
なぜ負けたのか、必死に考えると理由が見えるはずです。
理由がわかれば、次は勝てるかもしれないのです。
これが上記のわたし。敗北を成功に繋げよう、ですね。

売り上げと利益が出ました = 勝利 だとします
なぜ勝てたのか。これが無いと、次は敗けるかもしれないのです。
勝てたからこそ、明確な理由がわたしは欲しい、勝てる理由が欲しい
それを集めよう。
そうすると勝ち続ける事ができるのではないだろうか??
それをやろう。
バブルだから儲かる、たまたま儲かる、ではダメだと思っているという事です。
消費税増税前の特需で、でもだめなんですよ。



ま、頑張れば勝てる戦をロジカルにすることが面倒だ、という理由で
結果的に負けるなんて話だけは聞きたくないですからね。

ロジカルにすることも、それを理解することも
管理職なり、経営者の仕事として、責任を持ってやっていくべきかと思いますよ。

そんな感じで
昨日、榎本と本社所長補佐の土橋社員(巻き込まれた)と座談会
といいますか、おなつの心のダムを開ける会を開きました。
「俺はこうなりたいんだぁ!!」という話をしただけですけど、
まぁこれが冒頭で言うベホマです。

すっきり。

2013年10月12日土曜日

生涯学習ってわけではないですけれど

一昨日、湘南経営塾の第9期の開校式があったそうです。
3期通ったわたしの話も出たそうですが、
いざ通わなくなってしまうと、それはそれで寂しいものだな。
と、ふつふつと感じます。

しかしながら、
3年通ったからこその、自分に対しての地盤の厚みと
得た知識からの柔軟性というものも同時に感じます。
かと言って、過信するものなど、なにもないのですが。

誰かに何かを学ぶとき、「学ぶ」という言葉について考えます。
これは「真似ぶ」だ。
という事を。

知識単体に対しては、誰かの踏襲した結果や統計の傾向等の
集大成が○○学とかになったりしているだけで、
それを何年行こうが深く理解しようが、結局誰かの通ってきた道のりの
ほんの一片を知ったに過ぎない。という自覚を持つこと。

3年行った。
それでようやく、スタートラインの手前まで来た。

そんな気持ちです。

経営塾に行くすべての人達がスタートラインまで来ていないとは思っていません。
既にスタートを切っている人だっています。
あとは得た知識や経験から、いかに勝てる会社を作るか。

ですからね。

どう真似て、そこからどうやって独自性を出したり、
もしくは会社のカラーに染めて行くかですね。

わたしも、もうそろそろスタートを切らないといけないと思っています。

その為に常々考える事は、
わたしの考えが100%合っているとは思わない事と
とにかく、考えをまとめる為の時間と努力は惜しまないこと。
固定観念を捨てながら自分の新しい一面で、物事を捉えるように。
失敗は成功のもと、といいますか、都合よく成功なんてしない。
ですかね。

学んで学んで、真似て真似て…
いつしか自分のオリジナルの法則や理論が作られるでしょう。

それまでは、何度も何度も失敗するかもしれません。
痛い思いもたくさんするだろうなぁ、と、思っています。

そんな体験が、学んで真似た上での経験ならば
フル装備で未開のジャングルへと飛び込んで出来た傷だと思えばいいのです。

もう一度突っ込めば、新しい世界が開ける。

そう思える勇気の根拠の一部に、知識というものがあるだけです。

極々、ちっぽけなものかもしれません。

ま、そんな事を思い返しながら
ライバルがどんどん世に出ていくのだなぁなんて、
感慨深く思ってしまうあたり悠長な面もあるのかもしれませんが、
学ぶことがあり、学べる環境にあり、ライバルが居て、実践する場がある。
ということは、自分を成長させる絶好の機会だと思います。

取り留めも無くなってしまいましたが、
老化よりも、成長に重点を置くことも人生のひとつの楽しみです。
その成長するきっかけを、なんとかみんなが作ることができるといいなぁ。
とか、こんな時間に思った次第であります。

おなつ。

2013年10月7日月曜日

夏の終わりの出会いと別れ

夏の間の暑さの影響か、
横浜市ではスズメバチが大量発生しているそうで、
皆様のお住まいの地域でも一層お気をつけて頂きたい次第です。

余談ですが、うちの玄関も開けたら1秒でスズメバチが出没するんです。
そんなハチでもきっと女王バチなのか、
数cm程度まで近づいても一切襲って来たり威嚇もしてこない。
お隣さんちの花が、うちの玄関先まで伸びていて、
ひたすらにその花の蜜を吸っているのでした。

最初の頃はスズメバチというと、やはり恐ろしいイメージもあり
戦々恐々とした日々を過ごしておりましたが
ある日を境にちょっとした情が湧いてきました。

あいつはきっと女王だし、襲ってきたりはしないし、
ただただ本能に従って、種の保存の為、巣を作っているのだ。

夜、コンビニへ行った帰り、
あのスズメバチの事を思い返したり、
帰宅時に「いるかな?」みたいに思う日もありました。

いたらいたで「うぉ」ってなるんですが、
いつもいつも花を行ったり来たりするだけです。
時にはじっと見つめたりもしていました。
結構凶悪な顔をしていましたが、女王です。
襲ってこない針なんて、お菓子のオマケみたいなもんなんです。
かわいいもんだな。
そんな風に思うようにすらなっていました。

でも、わたしは電話したんです。

横須賀はサンホームズの竹永氏に「スズメバチの駆除出来る業者、知りませんか?」と。

もし、あいつ(ハチ)が巣を作って
大量のスズメバチが玄関先に住み着いたら?

今は女王1匹だからいいけれど、
先延ばしした結果が、自分の生活を脅かすモンスターを生み出すことになるかもしれない。
今年、横浜で11人刺されたという記事が脳裏をよぎった。

そう思ったら電話をせずにはいられなかった。

竹永氏は「じゃあ俺が駆除してやるよ」

二つ返事を頂戴し、約束の日、約束の時間に駆除スプレーを持参してきてくれた。

しかし、肝心のハチはいなかったのである。

わたしは、自分で駆除をするという発想はありましたが、いかんせん怖い。
スズメバチは、凶暴だし、襲ってくる。
わたしは防御策など持っていないから。

ハチがいない、ということは、必然的に竹永氏が駆除することは出来ない。
わたしにも無理だ。

ある意味、まぁ、これが運命かな。
あいつ(ハチ)は運が良かったのかもしれない。
今、よくわからない人間に意味も分からず駆除されるより、
たまたまいなかったから命が救われ、花を巡回できる方が幸せだ。

そんな事を考えながら、
竹永氏も次の仕事があるから、と、駆除スプレーをわたしに与え「じゃ」と
去って行ったのでありました。

やれやれ、どうしようか。

そう思い、玄関の方へ振り向くとスズメバチがいたので「うわあああ」と言いながら手に持っていたスプレーをぶしゃーって吹きかけてやりましたら、ぶーんってどこかへ飛んで行って以来、あいつは2度とわたしの前に現れる事がなくなりました。

おなつ。

2013年10月4日金曜日

鉄と油

常々
お腹が出た、だの、ひっこんだ、だの
生え際がうんたらかんたら言われますが
個人的には年々上唇が分厚くなっているのでは?
という方が気になっています。

もう、すっかり秋ですね。
気圧のブレが少々体に堪えた感もありましたが、
あと一か月もするとわたしの住む町では金木犀が
冬を仄めかし始めるのではないかと楽しみです。

さて
相模原営業所の整備に関する業務のアウトソーシングについて
古くからお付き合いさせて頂いているアマギさんとほぼ最終的な打ち合わせを。


アマギさんの工場をぱしゃり。

この、鉄の感じと油の匂い。
いいですね。
なんだかロマンを感じます。

こう見えてわたしも、本社営業所の門扉を作ってみたり、
友達の携帯電話を分解して修理したりと、
意外と電気とか半田とか溶接とか研磨が得意だった事もあります。

なにはともあれ、
故障やトラブルの無い、健康な車を走らせたい。

そういう気持ちがしっかり伝わっていますよう願います。

おなつ。

2013年10月2日水曜日

【書籍紹介】The・Goal2 思考プロセス


前回ご紹介した本の続編です。

8月に行った経営戦略セミナーの1日目終了後、
置田運輸の置田取締役と、ご学友の稲坂さんと東京で一杯ひっかけておりました。

「稲坂さんの手帳がモレスキンだ」
という話題から、「カラフルなメモがあったよね。」
そんな話から始まったテーマがありました。


思考法です。


カラフルなメモ、というのはマインドマップという発想法で
わたしも
マインドマップセットを持って、極々稀に使います。
会社でやってると真剣にやっていても落書きしてるみたいで誤解されるので
基本的には家でたらたらと書いています。

自分で気付かなかった課題や
自信の持てない案が揺るぎないものに変わったりします。


次はバトナとゾーパのお話。


こちらは交渉思考になるので若干、ベクトルはずれているかもしれませんが、
相手の提示する条件以外でベストな案(Best Alternative To a Negotiated Agreement)と
自分と相手の妥協範囲(Zone of Possible Agreement)の交わる範囲で
最終的な条件が決定される。というような考え方。

こちらは【武器としての決断思考】【武器としての交渉思考】という本を
後日ご紹介したいと思いますので、その時にでも説明出来たらと思います。

バトナという選択肢が多くあると、交渉事でのゆとりが持てますし、
何より、相手本位の結果になることは無い。
とてつもなく強い武器になる、という事ですね。恐ろしい。


そして、この本の話です。


The Goal自体は非常に有名な本なのですが、こちらの2はさほど読まれていないようです。
個人的には、2の方が面白いし、為になるし、2だけでも良かったかもしれないと思っています。

話としては前作の続きなのですが、主人公の会社の買収を、いかにして良い条件に持っていくか。
テーマを新たにし、いかに自社の価値を上げるべきか、
いかに社外取締役に説得力のあるプレゼンが出来るか。
そんな感じに社内サスペンスが繰り広げられます。

会社は、変化をしていかないといけない。

では、何を変えるか?何に変えるか?どのように変えるのか?
これが必ずテーマになるのではないかと思います。

現在の「好ましくない事実」を洗い出し、因果関係を線で結び、
問題の全体図から中核問題を見つける現状構造ツリー(何を変えるのか)

中核問題を解消するアンチテーゼを脳からひねり出す対立解消図(何に変えるか)
これがこうだから中核問題が存在する。ならばこうすれば問題は消えるのでは?

本当にそうだろうか。
対立解消図の答えは合っているか、未来構造ツリーで検証。
変えた後に発生する副作用についても対策法が見えるのでここで予防策も打てる。

どのように変えるのか。
これは前提条件ツリー移行ツリーというのを使います。
けど長くなったのであとは本書を読んでもらえるように祈ります。


これらは、付箋とスクラップブックのようなモノで簡単に作ることが出来ます。
わたしも対立解消図を作って、中核ではないけれど、抱えている問題についての
アンチテーゼを探してみたりします。

ま、どれもこれも自分の頭の中を整理しながら
ふんわりした考えを確固たるものに変えるという作業と、
気付かずはまっている罠を発見し、解除するための手法を探す。
という感じでしょうか。
また、自分自身を知る、という事にも繋がるでしょうから、
用意なんてなくてもいいので、こういうのはサクっとやってみると面白いかも。


この話をしていた翌日
船井総合研究所の経営戦略セミナー2日目の第5講座。
講師であります川原慎也さんのお話にも少しだけありましたが
これを使えばどんな問題でも解決出来る。と仰っておりました。
そこから勝てるイメージに仕上げていくんですね。

頭のいい人がこういう事してると思うと金棒持った鬼が世には沢山いる事を思い知ります。
何の話だこれ。

おなつ。

2013年9月26日木曜日

【新車】13tウイング納車

今回は日野のプロフィアです。



今回の車両は本社の横須賀と、袋井営業所に同時に納車されております。

いつもの如く

・マニュアル仕様
・オートクルーズ
・ハイルーフ

ですが、普通の増t車にしては初のアルミのホイールを履かせております。

ホイールを鉄からアルミに変えると、大型車の場合は積載が100kg程増えます。
袋井営業所のトラックには、アオリ部分の腰板という補強も外している為、
今回の仕様で最多の13.8t確保出来ました。

袋井では自動車部品等の重量物を運ぶので、
ある程度積載重量には余裕があった方が安心です。

また、安全装置としましては
日野の場合は標準装備としてPCSやVSCと言った物が搭載されています。

PCSとは
プリクラッシュセーフティの略だそうで、
前車との車間距離をレーダーで感知し、サービスブレーキが掛かると共に
後続車へのランプでの警告、ドライバーへは警報を鳴らします。

また、ふらつき警報もあり、車両の挙動がおかしいと休息を促し、
更に上記PCSの動作を早めたり。

ドライバーモニターによって、ドライバーが正面を向いているかどうかと、
眼の挙動についても感知し、危険と判断すると警報が鳴る等の機能もあります。

VSCとは
車両安定制御システムの事だそうで、
カーブ等でのはみ出しや横転を防ぐための装置。
ドライバーの回避操作のサポートをしてくれる。

です。(ここまで日野のHPからほぼパクり。)


まぁざっくり簡単に説明するとこんな感じなので、
最近のトラックってすごいんだなぁ~っと思って下さると幸いです。


事故は運送業最大の敵にして、ある意味永遠のテーマです。
こうした安全性能の高いトラックを使用する事で、
無駄な被害、損失、時間、コストを使わずに済むというのは本当に助かりますね。

そんなこんなで
なんとか大切に扱ってもらって、沢山稼ぐ車になって欲しいですね。

次は4tとトレーラーだぁ。

おなつ。

2013年9月17日火曜日

内部監査2013

随分間が空いてしまいました。

あまり更新をしないと「ブログを書く時間も作れないのか」と喝を入れられてしまいますね。
時間が無い、といいますか、時間を作れないというのはブログの中の人としてはとっても情けない事であります。

さておき。

こんな絵しかないんですけど、
先日は相模原営業所で内部監査を行いました。

もともとは。
相模原営業所ではISO9001を取得しておりましたが、
活動は継続して残すこととし、看板を降ろしております。

その継続活動にあるのが内部監査です。

本来は外部によるサーベイランスという監査があるのですが、
看板を降ろす事により、実質年間の活動経過を外部的視線でチェックするのは
この内部監査しかない、ということになるのですね。

わたしは内部監査員として、毎年この場に来るのですが、
活動や取組み自体の内容については非常に良いものを感じます。
そして、ISOの看板を降ろすことによって、
無駄に(というのも語弊はありますが)時間を掛けて資料を作ったり、
やらなくてもいい取組みを排除することができます。

ISO基準から夏島基準に現実的に必要なものを、
要点を押さえたものに変える事が出来るという事ですね。

もちろん、無くなってはいけない取組みというものも多くなり、
それが億劫になったりして淘汰されてしまう、というのは恐怖でありますが、
管理者それぞれがしっかりと取り組む目的を持って、
活動の継続を行って頂きたいなぁ、と。毎年ながらに感じました。

非常に、有意義な取り組みだと、認識しております。

おなつ。

2013年9月6日金曜日

いざ社会見学

さて、これはどこでしょう??

答えは…


この後すぐ!


という事でアツリュウの青年経営者の会で社会見学へ行ってきました。

上の写真の撮影場所より先に、まず行った先は日本銀行です。
航空写真で見ると「円」の字になるという事で有名なあの建物ですね。
建物以前に日本の通貨を発行してる方が有名ですかね。
あの日銀に行ってきました。(写真はありません)

日本で初の水洗便所を設置した場所であり、
日本で2番目にエレベーターの設置された場所(現存では最古?)で、あります。


終わり。



うそうそ。


で、上の写真はですね、
その後に行った防衛省の市ヶ谷記念館です。

あの三島由紀夫が自害されたという事で有名な場所という事でして、
わたし、三島由紀夫も知っていますし自害したというのも知っていたのですが
実はここで、というのは知らずでありまして、お恥ずかしながら「え??え??」
ってなる事が多々ありました。(まぁそこはポーカーフェイスでスルー。)

はい。
というわけで、市ヶ谷記念館=市ヶ谷駐屯地=防衛省。ですね。

行ってきました。



でん




ででん


えぇ。防衛省といいますか、これも市ヶ谷記念館の写真です。


これ以外の写真というと…



 こんなのか

(鈴信さん)
こういうの。

しかないです。

これもあった。


まるで遊んできたかのような写真ですが、
結構真剣に歴史と向き合ってきたのです。

日銀も、市ヶ谷駐屯地も、明治時代に最初建てられ、
現在の日本と非常に深い繫がりのある、ある意味省庁…象徴的な建物ですね。
関東大震災を経て、第二次世界大戦を経て
形や役割を変え、現代の世にて立派な役割を果たしている。

我々企業も同じように
不測の事態や流れる時代に沿って
昭和・平成・その先まで
世の中で立派な役割を果たせるよう、
永続と発展というテーマを成せるよう、
努力を続けようじゃないか。

そんな事を思ったか思ってないかはさておきとして
いわゆる歴史観、わたしたち以前、わたしたち以降、
これらを意識することにより、今の自分をもっと知る事が出来たりするのではないかなと
まじまじと帰路の電車で思いに耽っておりました。
わたしは日本が好きです。
会社も好きです。
どちらもやっぱりずーっと発展していくといいな。
そんな事を考えながら、横横家のしょっぱいラーメンをすするのでした。

おなつ。