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2021年1月27日水曜日

老い

  新年早々、改めて老いたなぁと思うわけです。実質的にどうとかっていう訳じゃないんですけど、ほら、人間て20歳になっても「歳とったなぁ」って思うし、25歳でも「歳とったなぁ」って思うじゃないですか。まぁ相対的にも絶対的にも歳はとってるわけで、25歳になると22歳くらいの人をみて「子供だな」って思うし、40歳になると35歳くらいを見て「まだまだガキだな」とか思うわけですよ。で、気付くと人類の半分以上が自分よりも年下なんだって気付くわけですね。そりゃわたしが入社した頃40代だった方も60代になってますわ。

 あまり少年系の漫画や小説では活躍しないお年頃、と言いますか、一般の物語に出てくる死にかけの28歳とか30代のオッサンよりも歳を重ねてしまった事に、何かわからないけど非常に自責の念に駆られています。

 「入社時に40代だった先輩」が60代になっていたということが余程衝撃だったのでしょう。今、若い若いと言って可愛がっている後輩たちも「気付いたらおなつは60代だった」と言うでしょうし「気付いたら40超えてた」と言うのでしょう。ところてん式に人生が終わって行く感覚みたいなものが、じわりじわりと背筋を伝ってきた気がします。

 経て、だからなんだという話でございますが、歳をとってまぁ痩せにくくなったり体力がちょっと衰えたかもなぁとは思いますが、やはり気持ちで負けてはいけません。1年1年歳を重ねて行くことは誰しもが同じですし、一日一日という積み重ねも誰しもが同じです。20歳から見て7,300日ちょっと過ごせば大体みんな40歳になるわけです。そして時間はずっと継続しているわけですから、わたしの年齢はまだ20歳と7,300日ちょっとという事もできるわけです。

 人は常に老いて行きます。しかしながら、人生で一番若い日は今です。今より若返って何かをすることができないのであれば、やはり今を悔いなく生きることこそが人生を充実させるコツなのではないでしょうか。体の物理的な老いを止めることは限界があると思いますが、スキルアップはまだまだできるはずですし、気力と根性と好奇心があれば何だかんだと乗り越えられるはずだと思います。

 そう言いながら、昨年は若干のプログラミングと、まぁ少々の趣味の研鑽しかできませんでしたが、今年は本気であれこれやろうと思います。社内では昨年RPAを導入し、DXによる社内業務の効率化も展開して行きたいですし、まだまだプログラミングでできることがあるならやって行きたいと思います。また、統計や経済学等の知識もここ5年くらいなおざりになっていたので復習し、改めて社内の係数管理を強化、そして改善を図って行きたいと思います。その他社内での伝達手段等も工夫してより物事が伝わるようにしていく必要があるので、その辺りのスキルも学んで行きます。

 物的流通の一端を担う運輸業は、モノを動かして価値を得る事業です。中身として、多くの裏方事務員や管理者がいて、土地や車両という資産、輸送に於ける対価と経費、そして管理費という非常に多くのお金が必要な業態だからこそ、少しの工夫、少しの差別化で大きく企業環境を改善していく必要があるのです。

 何度も何度でも書きますが、だからこそわたしたちのような役員(経営者)が率先して成長し、時代の流れに乗って行くための努力や思想が重要になるのです。これからどうやってより良く生きるか、より良く企業を変えて行くのか考えると、学歴や過去の経験は関係なく、延いては老いなんかも関係ないわけです。

 一昨年50周年を迎えた夏島も、あらゆる言い訳を取っ払って、新型コロナウイルスにも負けず、10年20年と続いていくために、企業の現状と老いた自分と流れゆく時代をしっかり捉え、少しでも全てにとって良い方向へと舵を切れるようにならないとなぁ。って、改めてしみじみ。まぁ、少しずつ少しずつそのエッセンスを会社の文化に落としていかなければなりませんね。千里の道も一歩より起こる…ということですし、ローマは一日にして成らずですから。おなつだって7,300日で成るわけがないのです。14,600日でも成らないのです。一度成っても盛者必衰の理をあらわすことの方が多いのです。おっさんだからか、くどくなったのでやめます。あーやだやだ。


おなつ。

2021年1月18日月曜日

健康宣言について

 
 このブログ、昨年の6月から一度停滞して、つまり半年くらい放置されていたのですね。緊急事態宣言下でなければ書かないのか、そう思われても仕方のないような体たらくぶりです。

 さて、そんなうっかり期間の残暑の厳しい8月末、弊社の新代表より『かながわ健康企業宣言証』が展開されました。脳疾患、心疾患が他業種に比べ、圧倒的に多いとされる運送業です。飲酒は点呼時に確認し、法的にもかなり厳しくされているので従来より対応しているのですが、喫煙や食事、運動などの生活習慣も健康に影響が強いはずです。企業として、社員のみんなの健康を増進し、元気に働けるというか長生きできるように取り組んで行きたい、ということです。

 企業として、社員のみんなに健康になる意義を提示し、動機づけを行わなければなりませんし、それなりの環境を整えていくことから少しずつやっていくことになるでしょう。ひとまず、横須賀の本社営業所と相模原営業所には【腹筋ローラー・サンドバッグ・エアロバイク・ぶら下がり健康器・トランポリン】を設置しました。袋井営業所では置く場所が無さそうなのだけど、何かしないと、と課題はまだありますが、まずは運動の環境を提供できるようにしてみました。

 あと、フットサルやゴルフやフレスコボール、ソフトボール等のスポーツをやりたいという声があるので、近々部活動も始まるのではないかと思います。この辺はまだ煮詰まっていませんが、社員から出てきた声なので、きっと実現するでしょう。

 目標として、本年度中に健康経営優良法人の認定を取れるように活動して行きたいと思います。とりあえず、わたしも禁煙をば…


おなつ。

2021年1月4日月曜日

2021年謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症により散々な2020年でありましたが、ウイルスの猛威は衰えること無く、世界の脅威は続いております。緊急事態宣言含め、引き続き企業にとっては苦しい時間を余儀なくされることが予想されますが、終わりが見えないからこそ、一層気を引き締めねばならないと思う次第です。

 ことわたしからすると、2020年というのはメディアの愚かさが目立つことに加え、それに踊らされる人たちの多さに驚かされました。また、野党を中心に日本政治の稚拙な部分も多く露呈し、このような事態だからこそきちんとした情報、きちんとした判断が必要なのにも関わらず、中途半端な施策や的を射ない対応ばかりされたように思います。

 新年はどうなるでしょう。当然マクロな点での変化は無いでしょう。新型コロナウイルスが、今冬には昨対で一層の猛威を振るうこと等は小学生でも判ることだったはずですが、今更メディアは恐怖ばかり煽るだけできちんとした情報を流しません。きっと政治判断も衆愚的になるのではないかと考えます。ワクチンへの期待も高まりますが、mRNAワクチンの危険性もきちんと流すべきであり、つまりは必要以上にウイルスの恐怖を煽る反面ワクチンに対して楽観的になるように仕向け(経済的な側面への配慮もあるかもしれませんが)、中途半端に情報を流すのではなく、エビデンスに基づいたデータをきちんと流すべきだと考えています。

 「こうだからこう」「こうなるからこう対処する」「これはこれだけ危険」「これは安全」「そしてここへ向かう」という概略だけでも分かっていれば、わたしたちはみんなで同じ方向を向いて歩んで行けると思うのです。それが無いからみんな右往左往して、意見も変な形で割れたりするのです。

 本論に入りますと、企業も全く同じである訳です。取締役になって以来、わたしは【ビジョン】【ミッション】【理念】というものをよく意識するようになりました。テクニカルな財務分析や指標の管理も大事なのですが、企業体として一番共有しなければならないのは上記の3つなのではないかと思います。誰でもわかる、みんなが望める未来を指し示すことで、今必要な行動や対応を決めることが出来ますし、何のために判断したのか帰結すべき点を共有できるからです。

 わたしも役員になって10年が経とうとしております。序盤はかなり熱心に勉強をしたものですが、ここ数年はアウトプットに勤しんでいるわけです。しかしながら、なかなかに伝わらない。理念はお題目ではいけないのですが、浸透させることがとても難しい。これはいち経営者として情けない話なのですが、理念無くして企業価値は無いと思っているにも関わらず、ずっと苦戦をしています。また、昨年は中期ビジョンとなる方針を打ち出しました。ひとつひとつの活動に対しての動機づけを行い、それがどのように会社の価値になるのか示した文書を作成したのですが、展開力がどうにも弱く、こちらも空振りに終わったような感触があります。まぁ、わたしがぺーぺーなだけなんですけど。

 本年は、上記にあるよう社員の方々に、そして顧客の皆様へ会社の指針を示すべき一年であり、浸透させるべき一年にしたいと考えています。中途半端な噂や憶測は本来的に必要ではありません。わたしたちがどこへ向かっているのか、組織としてどうなりたいのかを共有すると共に、社員のみんなが社会への貢献と、自身の成長を感じることができるように少しでも理解を進めて行ければと考えています。

 今までと、これからは別物である。そうわたしはよく言います。これからを作るのは、今までの積み重ねであるとも言います。より成長できる組織へと導くためには、わたしたち経営に関わる者自身が成長しなければいけません。まずは近い人から巻き込んで、少しずつ巻き込まれる人を増やして、最後には組織が一丸となって同じ方向を向いて渦を作れるように、そんな大仕事の第一歩となれる一年を目指したいと思います。

 苦難はまだまだ多くあります。少しずつ削られてしまうこともあるかもしれません。でも、最後には勝ち残れる会社になりましょう。それは、たかが役員一人でできることではないので、社員一人ひとりの集まりである組織だからこそ為せるものであると、そういう考えをみんなで共有して一年を良きものにしていきたいと願います(弱)。

 こんなおなつでありますが、どんどん固いおじさんになっていくわたしですが、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。


おなつ。


2020年6月25日木曜日

横須賀流ランチ

 最近本社にキッチンカーが来てくれるんですよ。




 こちら、火曜日はタコライスやグリーンカレー、水曜日はチキンオーバーライス。気のいいお兄さんとお姉さんがやってくれています。


 木曜日はチャーハンです。

 贔屓の仕出し弁当屋さんが5月末で辞めてしまったので、ランチに困っていたところ出店の提案が来まして、渡りに船と言いましょうか。本社は近所にコンビニも無いし、食事に行くと結構時間も掛かってしまうので、本当に助かっております。そして美味しいのです。もし横須賀で気になる方いらっしゃいましたら弊社までお越し頂けますと幸いです。そして雨天は出店していません。

おなつ。



2020年6月12日金曜日

自己責任論

 弊社、役員変更がありました。詳しくはwebで。

 という不親切な案内ですが、ま、いつも言いますがいつだって転機なんだなぁってしみじみ思います。今のままで良いっていうのは非成長の積み重ねですからね。当然何か努力をしている人との差はどんどん広がって行ってしまうもの。年齢ばかり重ねて行くことの恐怖をわたしも以前感じたものでしてね…つらつらしませんが、しみじみしてしまいます。

 そんな恐怖なんですが、どんな恐怖だったかと言いますと、一言で言うとあぐらをかく恐怖ということになるでしょうか。わたしは「コンサルに頼るくらいなら自力でやろう」と10年以上前からのスタンスを貫いているのですが、社内で何かやろうとしても全然だめで、何にしても通用しないわけです。勉強して何でも貫く槍を手に入れたつもりでも、何にも通さない盾の方が強いんですよね。多分組織ってそういうもので、動かぬ力に対抗する術がなかなか見つからないんです。で、結局何でも貫くコンサルとかお願いしたこともあるんですが、結局盾っていうのは得てして最強だったわけですね。わたしも盾サイドに付くべきだったと反省をしているのですが、そうすると一気に自分の積み上げてきた生き方とか信念みたいなものが否定されることになってしまうとわかって。もう押しても引いても無力な者は無力なんだなぁ…ってパジャマのまま外に出て川の流れを眺めるようになってしまったんです。
 そんな折に士(さむらいと読んでください)の方々と知り合ったりして「わたし無力なんすわぁ~」とか言っていたら、「もう少し脇を固めてはどうでしょうか」なんて話になって。つまりは「餅は餅屋」という事で、税務は税理士に、労務は社会保険労務士に、法律は弁護士、登記は司法書士や行政書士にと、頼れる士を近くにちゃんと置いて自分が困った時に助けて貰えるような環境を作る事と、社内は社内でちゃんと自分のやりたいことを理解して行動してくれる人を育てることが必要なんだと言う。
 実際、わたしが調べるより先に社労士の先生に質問を投げかけると、速攻且つめちゃくちゃ詳しく教えてくれたり、弁護士の先生に相談すると「こうなったらこう、こうしたいならこう、これがあるならこう、ないならこう、そもそも…」と、事細かく自分が考えていた以上の選択肢を提案して貰ったり(ちなみに揉めて無いです。単に相談しただけ)、あぁ、士の方々はこんなにも予想の斜め上を行く天才達だったのか…と己の小ささを知り、川を流れる鴨と夕焼けを眺め「わたしも鴨になりたい」など耽っていたりしたのです。

 その頃から、良かれと思って助言をくれた士たちの意見とは裏腹に、無力さに拍車を掛けてしまったわたしは「わかんなくなったら先生に聞けばいいや…」なんていう精神が芽生えてきていたのでしょう。

 どうせわたしの言う事なんて会社では弾かれ、わたし自身も弾かれ者になって、なんならいなくても先生たちがいればもう会社って安泰じゃん。なんて思ってた時期がありまして、もう完全にあぐらというよりもすねちゃって。でも、そんな時だったんでしょうか。ある先生から「で、運輸ってどうなの?」みたいに聞かれて。えっ、士は物流知らないの?って思って。「かくかくしかじかですよ」と答えると結構興味持ってくれるんですよね。慰められてたのかもしれない。そんなこんなで、ようやく士たちも万能ではないという事に気付くわけですね。更には「組織持ってないからわかんない」って言うんですよ。組織論なんてわたしの垂涎的分野ですから、そりゃもう熱弁が猛威を振るうわけです。
 あぁ、こんなわたしの知識も誰かの何かの役に立つんだ…と思えた時、少しだけ今まで学んだことの価値がキラっとして、少しだけ「もう少し頑張ってみよう」って思えた夏の午後。青々と繁った街路樹のどこかにいる蝉がわーわー言ってる最中、歩道を歩むカニを見て「腹が減った」と帰路に着いたのも今は昔。世界が少しだけ明るくなった一日。
 そんな士頼りのグレグレの日々から抜け出そうとした時分、身の回りが荒れに荒れていたこと、世の中のトレンドが以前から大きく変わっていたことにも気付き、わたしはあぐらをかいていたという恐怖に慄きました。
 しっかりとアンテナを張って、しっかりと周りのメンテナンスをして、しっかりと正しく学び、正しい選択をしていかなければいけない。例え全部が通用しなくても、わたしが腐ってしまうと周りも傷んでしまう。腐ったわたしを見てみんな面白くもないし、というかわたしが腐っているのを見て「こんなくそだらけた大人になりたいぜ」なんて思って貰いたくないと思って、なんとか一念発起、ちゃんとしたおじさんになろうという努力を再開しました。

 知らない間に、いつもいつだって社会は回っていて、変化していて、事実まったく同じような日々っていうのは絶対に続かないのです。その続かない日々のどの時点にいるかは全く誰もわからないのだけども、できればいつ終点が来てもそこそこ柔軟なスタンスを取れるように自分を、そして会社を変えられるようになってなければいけないと思っています。
 話を戻しますが、人生と言うのは全くわからないもの。頼る力や頼る相手は必要だけれども、突き抜けていく力は自分で養うしかないのです。何かを何かの言い訳にして自分を無力化して、他人に頼るだけになってしまい、あぐらをかいて自分磨きを忘れた人間はどんどん価値が薄れていく。ということです。
 通用しないこともあります。思い通りになんて人生行かないものです。でも、なりたい自分だったり、望むべき環境があるのであれば、それは誰かが何かしてくれるものでは無いし、結局自分自身で叶える努力をするしかないのです。

 よくよく考えるといつもと言っていることが同じですね…

 ただ、逆を返すとそれだけ自己変革や成長への意志を持たない人が嫌いなのかもしれません。当然人を騙す人、嘘をつく人も嫌いですし、理不尽、傍若無人、自己中そういう人も嫌いですが。
 人間は平等に生まれ、差が生まれるとしたら勉強したかどうかである(勝手に超略福沢諭吉)。まさにこれに尽きるんです。なりたい自分、追い駆け続けようZE☆
 というなら、やっぱり自分自身からしかないんだよね。あとこれ。
「社内は社内でちゃんと自分のやりたいことを理解して行動してくれる人を育てることが必要」
 多くは語りませんが、実際はこういう人もいてくれて。本当に救われている。そう考えると、良い事ばかりの人生では全っ然無いけど、まぁ、報われているのかもしれないね。本当に感謝しながら生きて行こう。そして、みんなのNo.2になれるように頑張ろう。

おなつ。

2020年5月28日木曜日

つらつらと19

 つらつらシリーズも19話になりますか。このコロナ禍にて緊急事態宣言が発せられた後、4回ほど記事を書こうとしたのですが全て下書きに終わってしまいました。それぞれテーマを持って、それこそ『おなつ論』というカオスな記事まで書きかけていたのですが、どうにも根底にある世相の不安に引っ張られてしまう記事となった為、お蔵に入って貰う事にしました。

 そんな右往左往した時こそ、つらつらと適当に書くのが一番かなと思いまして。

 で、何を書こうとして席に着いたか忘れちゃったな…

 メインテーマを忘れてしまいましたので、最近のわたしについて話をしようかと思います。最近はですね、様々な会議会合打ち合わせが中止またはweb化されまして、この2ヶ月はほとんど会社⇒スーパー⇒家のようなサイクルで出没しておりました。4月からは割と頻繁にweb会議が開催されるようになったもので、完全にひきこもり体質に拍車が掛かってしまった感が否めません。しかし、昨年同時期に「パラダイムシフト」とは違う変化について記事を書いていたことに対し、本格的なパラダイムシフトが起きてしまった事をリアルタイムで体験する貴重な時期を過ごしているとも言えるかもしれません。
 パラダイムシフトは、物事の価値観の転換期のようなものと解釈しておりますが、この時期非常に厳しいわたしたち物流のような業界を尻目に、この変化を見逃さず新たな価値創造へ踏み出した企業や個人が沢山いるのではないでしょうか。飲食店も、ランチやデリバリー対応をしていなかったお店もこれを機にお持ち帰りを定番化させ、お店では食べれないけど自宅で楽しめる=客単価減少と回転率の上昇へと踏み切った店舗も多いようです。これは工夫程度の話かもしれませんが、「やった方がいいのに何かにつけてやらない言い訳をしていた」という事業を、これを機に実行できたという事だと思います。
 新たな価値創造というと小難しそうですが、実は身近にヒントがあったのです。わたし個人としても、この夏島運輸を使って今までにないサービスを考えていたり、自社の価値をどうやって上げていくか色々考える時間が出来たので、ひと段落したら実行に移して行こうかと思います。

 話を戻しますと、最近のわたしですね。外出が無いものですから色々と捗っております。以前より本社倉庫に筋トレグッズを共用で設置しているのですが、最近は営業部と共に筋トレを頻繁に行っています。昨年来、心と体の健康についてよく発信しておりましたが、腰痛なんかの問題でフェードアウトしていきつつの矢先、このタイミングで完全復活致しました。
 お昼ご飯の後、大体腹筋ローラー限界、たまに腕立て、バーピー(HIIT)、フレスコボールのルーティーンですかね。食べちゃうので全然痩せたりしませんが、結構良い感じに疲れます。

 あと、プログラミングを習得しました。兄貴の得意分野であり、自分にとっては謎多きジャンルだったのですが、21世紀の今日この頃でプログラミング言語がわからないというのは弱点だと思ったことに加え、身に付ければ武器になると考えたからです。
 わたしのこういう考え方は若い頃一緒に仕事をした真崎修さんの影響かもしません。作曲やプロデュースをしていた真崎さんも2000年代に入ると周りのエンジニアがPro Toolsという機械でレコーディングを行うようになって、「エンジニアが何やってるのか全然わからない」「それじゃプロとして仕事が成立しない」という事で、専門分野では無いにしろPro Toolsを学んだとの事。当時のわたし達は「曲も作れて人柄もよく、努力家でイケメン」という事でよく裏でハンカチを噛んだものです。ともあれ、真崎さんのご自宅で聞いたそんな些細な会話から「俺にゃあそんな真似出来ねぇ…」と思っていたものの、当時も何だかんだとNuendoというレコーディングソフト(DAW)を使って仕事が出来るようになったのも今は懐かしい思い出です。終わり。
 ではなくて。そんな真崎さんの考え方に影響されて、この先生きのこる為に意味の分からない本を何冊も読んで、基本も何もわかっちゃいないけど2つほどプログラミングで作品が出来ました(Excel等でもそうですが、やたら複雑な構造をした便利ツールが完成した時、勝手に作品と呼ぶことにしています)。人間やれば出来るものだっていうのを体現出来たことは素直に嬉しかったし、基本的に「みんなができることは自分にもできる」「みんなができることはそれほど複雑ではない」という考えがあって、やってみないと分からない難しさは当然あるのですが、意地と力技を使うと意外と本当に何とかなってしまうものだというのも実感致しました。

 できましたよ自慢をしたい訳ではないのですが、これらは飽くまで手法であって、自分の目的や目標を達成させるために必要なスキルと思ったので、言ってしまえばその為だけに得る必要があったということです。
 例えば筋トレにより成人病リスクを下げることができれば長生きできる確率が上がるかもしれない。死生観そのものは儚いものでありますが、自分の効能を最大限に活かすにはまず生きることが最優先になります。「お金が大事だ」という人もいらっしゃいますが、お金を稼いでも死んでしまえば墓場まで持って行けないし、お金を稼ぐことの先にあるものを考える方がわたしにとっては合理的且つ目的に沿うものだと考えています。ややこしいですが、わたしにとって健康というものが必要になったので、死ぬほど嫌いだけど筋トレを本格化したわけですね。
 次にプログラミングについてですが、これはコロナ云々の前、年当初くらいから考えていたもので、わたしの持つスキルやアイデアを如何にして会社に広く浸透させるか、または価値に替えるかと考えた時、一番合理的であり一番難易度が高いと思ったのがプログラミングだったというだけです。ちなみにこれらの手法はあと2つあるのですが、そちらは後輩に任せるとして、ひとまずわたしが先陣を切ったというだけの話になります。ざっくり言うと「他の2つは他の社員がやってくれそうだけど、プログラミングだけは絶対やってくれなそう」だから。多分他2つも学べば出来るし、学ばなければ出来ないだけのことなのです。当然わたしが会社でやるべき業務は別にありますし、ここに携わり続ける訳にも行かないのですが、いくつかのマイルストーンを置いていく必要はあるし、延いては社内の人の考えるヒントとなって貰えると学んだ甲斐があったともいつか言えるのではないかと思います。

なげぇ。

 いつだったか「時流適応」と船井総研から学びました。前職で言う「流行り廃り」とも違いますが、物の価値が日に日に変わっているのに、停滞してしまうと価値が無くなってしまうという考え方はひきこもりの癖にやたらフィットしました。時代が変わっているのに、自分が変わらないと気付いた時、それが停滞だと思います。人間は停滞して進歩してきた生き物ではありませんし、誰もかれもがそれを意識して生きている訳ではないのにも関わらず、それに適応できている人とできていない人とに分かれてしまう。わたしはその様を見ているのが悔しいのです。
 みんな今のままでいたい。楽な方に流されたい。しかし本当に楽になるのは時代に合わせて成長することなのです。お金だってタンスや銀行に預けていたら価値は下がって行きますが(インフレ率によります)、正しい投資を行う事によって価値を失わず更にお金を稼いできてくれます。自分自身も同じなのです。正しい時間とお金を遣って、自分を時代に調整させることにより、本来の自分のポテンシャルを最大限に活かすことができるのです。良いですか。今のままでいるということはどんどん価値が下がっているということなのです。

 だから、投資を始めよう!!!

 ではなくて。

 こんなコロナ禍で当社も結構な影響があちこち出ている最中ではありますが、指を咥えて見ているのが取締役ではいけません。わたしたちが率先して、見えない部分かもしれないけれども未来へ続くか細い道を作る事が仕事だと認識しています。今やらなければ一生後悔することが出るかもしれません。それが後に役に立てば御の字ですが、やっていなかった事を悔いるにも「何に」がわかっていないと多分一生気付かないような気がするのです。それを人のせいにしてはいけないし、自分事にするのが仕事ですので、こんなコロナ禍の危機的状況でも唯一共通の財産である時間をわたしにもたらした事はとても大きな意味があったように思います。
 わたしにとっては小さな一歩。これが夏島運輸の大いなる飛躍になる事を願いつつ、わたしは頑張ります。
 書きかけてやめた『おなつ論』ではありませんが、『コロナ禍で得たわたし論』ということでこの駄文を締めたいと思います。ではまた、つらつらと。

おなつ。

2020年4月3日金曜日

新年度

 このブログを始めて7度目の新年度です。令和2年度はコロナウイルスの影響下、近年稀にみる混沌の最中始まりました。文化文明が物凄い勢いで進歩していく時代、ウイルスという意味の分からないタンパク質により、人の命が失われるというのも、皮肉じみた混沌な気がします。

 ブログも7年。おなつも7歳年を取ったわけですが、近年ようやく部下が出来た兼ね合いで自分のやってきたことや、やりたかったこと、考えてきたことを棚卸する機会ってのがあり、振り返ると色んな事がありました。
 ま、そんな思い出を振り返る事を書くつもりは無いのですが、やはり思うのは以前の方が努力をしていて、顕示欲や葛藤が多かったように感じます。今でもきっと同じことを思っているのだけど、時代が変わってしまったことにより、環境が変わったり人が変わったりして、選ぶ手法も変わって来たかなと。
 ただ、明確に思うのは「若いから」「経験が足りないから」という理由で通用しなかったこと、その他諸々の理由で通用しなかったことも多くあって、結局組織っていうのは変化を嫌う集団なんだって、苦い思い出が今のわたしの諦観じみた発想の根源にあるのだと思います。

 わたしは、取締役という任を頂いた時「取締役が何かは自分で学べ」「何を学ぶかも自分で調べろ」と言われたもので、本当に0から自分の足と時間とお金を遣って「多分良き事」「多分正解」みたいなものを漁り、いつの日か「こうでなければならない」という概念を持つようになった気がします。でも、途中で「こうでなければならない」ということも極僅かで、「そうでなければならないことに、こだわってはいけない」ことの方が多いことに気付きました。前職でも経験していたのですが、意味の分からないプライドやこだわりは足かせになるということ。固定観念や自分勝手な常識が時として邪魔なものであるという事を改めて体感したとでも言いましょうか。そして、曖昧な「多分」が「確信」に変わった時、自分自身の意志が弱ければ出来ないし、きっと確固たる意志があれば、出来なかったことが出来たのではないかとも思うわけです。
 最近の若い経営者はその点凄いと思います。十把一絡げにしてしまうと乱暴ですが、20代や30代前半の方でも「経験はない。だけどやる」「できないと思うから出来ない」そして「そういう人間を起用しない」とまで言う人がいる。先が長いからこそ、先を見据えているからこそ、今弊害を持たぬという考えなのか、このブルドーザーみたいな生き方をしている若者を見ると本当に尊敬してしまう。実際クラシルの社長、堀江氏はわたしから見て相当に年が下であるにも関わらず、物凄いカリスマを感じたりもします。

 さて、そんなネガティブおじさんになってしまったわたしですが、つまりの所、色々なことを言い訳にして、結局出来なかったことを何かのせいにして生きていた部分があったという事を認めなければいけません。改めて座右の銘を【明珠在掌】に変更した時期も、いよいよ色々仕上がっていた頃ではありましたが、何事に対しても、出来ない理由を他人に預けてはいけないと気付いた時でした。そして、全て自分のせいにした時、改めて自分に足りないものが明確になり、更に高い壁を登る準備が出来るということもわかりました。

 長くなりましたが、そんなわけで令和2年度。今までにない苦難を乗り越えることから始まりますが、全ての可能性と毛穴を広げ切る覚悟を持って会社に未来を提供したいと思います。これまで、様々な思い付きや勢いでやってきたこともありましたし、やりたかったこともありましたが、それらも熟成を経て目標となり、計画に落とし、実行される時期が来たように思います。無駄を削ぎ落し、理念に基づく思考と行動。全てを実現可能なレベルまでこの一年間で運んでいきたいと思います。
 この7年間で学んだ経営に関する事項は、年を経ると変わるというような代物ではありませんでした。きっと7年前実力不足で出来なかったとしても、見据える未来が同じである以上進む道は同じです。万難を排し、令和2年度が社員のみんなと取引先様皆様にとって価値のある時間、価値のある仕事を提供していきたいと思います。
 
 と、インターネットの海に流した以上、粉にした身を原子レベルまで分解されるくらい悔いの残らない時間を自分自身過ごしたいって思います。
 今はコロナのせいで自身の生命すら不安になる時期かもしれませんが、これをなんとか乗り越えられるよう精一杯の努力をし、その先にある明るい未来図を共有できるように努めます。と、わたしの中のおなつが言ってます。

おなつ。