実は、企業運営だけでなく私生活にとっても大切なPDCAについて、結構早い段階できっちり説明して、ばっちり心に残してもらおうと考えていたのですが、考えが全然まとまらず、簡単にきっちり説明するどころか、本が1冊書けるんじゃないかっていうくらい掘り下げてしまった為、結局何も出来ないままずるずるとここまで来てしまったのです。
加えて、親の教えで「政治・宗教・野球はタブー」と言われましたが、もはや宗教すらPDCA…いや、PDCAが宗教なのかもしれないと思えてきてしまったため、公の場では口を閉ざす以外何も出来なくなってしまったという理由もあります。
とか言いつつ何も言わぬまま終わるわけにも行かないので、恐る恐る簡単に説明します。
■P=PLAN(計画)
■D=DO(実施)
■C=CHECK(実施の評価検証)
■A=ACTION(改善案の検討)
それぞれはこういったことの略です。
①何かをするぞ!(P) ②何かしたぞ!(D) ③どうだった?(C) ④じゃ、次はこうしよう!(A)
企業や組織が動くというのは、必ず何かの目的があるので、その目的を達成するために計画が絶対に必要になるのです。およそ計画というのは漫然と行っていては達成できるものではなく(その程度のものであれば計画はいらない)、そこには改善、改良、成長など生産性を上げるための行為が必要になるケースが多いのです。なので、計画を立て、実行したら必ず検証し次に回すPDCAをより良い形に変えなければならないということですね。
このPDCAサイクルが回るようになると、それはそれはもう企業や組織は活性化し、改善に改善を繰り返すわけですから(紆余曲折、迷走はあると思いますけど)同業他社との差別化にも繋がりますし、強くて柔軟な組織が作れるということですね。とても大事です。
ま、この程度の説明にとどめておきます。
わたしが「P」と言うと「ふざけるな、Dの質が大事だ!」という声が出てきますし、「D」と言えば「Pが全て!」「Cの検証システムこそ!」と言われ「C」と言うとP派とD派を敵に回してしまいますし、「A」というと「A…?」と、話にならなくなってしまうので、これ以上深入りはしないこととし、今回はわたしの喉に刺さった骨を抜くだけで勘弁願いたい次第です。
(PDCありきのA、AありきのPDCですからわたしがAを甘く見ているとかそういうのはありません)
これは日常でとても役に立つのです。
例えば、美味しいものを作ろう(P)⇒まずかった(D)⇒なんでまずかったのだろうか調べよう(C)⇒次は砂糖と塩を確認すべし(A) と、これだけでもう次は同じ過ちは起こさないわけですからね。
最後の例えはいらなかったような気もしますが、とりあえずそんな感じでPDCAを回しましょう。回すことが大切ですし、回せる環境を作ることも大切なのです。
おなつ。
0 件のコメント:
コメントを投稿