突然ですが、物流経営士の認定を頂きました!
10ヶ月に及ぶ講義と論文・プレゼン・試験によってようやく…
長いようで、とても短くとても濃い一年弱。大手企業や有名企業の非常に優秀な幹部に混ざっての勉強や意見交換。会社見学や相談事、食事や散歩なんかもありました。物流経営士課程にはヒューマンネットワークの構築というテーマも掲げられておりましたが、まさにそのネットワークの強さといったら他では得ようのないものです。
と、言葉ではなかなか伝えようのないことではありますが、何はともあれ修了です。
物流を取り巻く環境、3PL、包装、輸出入、歴史、財務、データ分析、法令その他関連する知識を一通り学んだ物流のプロフェッショナルとしての認定ですが、飽くまでもステップですので今後更なる成長を目指して頑張ります。
一度だけ賀詞交歓会で欠席してしまったので精勤賞。そして最優秀は逃しましたが3名の優秀賞に食い込むことが出来ました。これも嬉しい限りです。
水曜日にいないという事で、会社や社員方々には一定の迷惑を掛けたとは思いますが、受講を許可して頂けたことには大変感謝をしています。この経験を今後に活かします。
また、荷主企業、同業他社への物流相談などもやってみたいものです。
おなつ。
荷主様 そして全ての方々に知っていただきたいこと
返信削除(以下、部内寄稿として平文にて失礼します)
当社ドライバーとして、走行中に常々感じていることがある。
それを感じる毎にもどかしく、どうかそのことを荷主様、そして全ての方々に知っていただきたく、蟻の一匹の心からの声として、ひととき、お耳を貸していただきたい。
お客様からお預かりした荷物を積んで走っていると、実に沢山の同業車両に、ものすごい勢いで追い越される。
時には、あからさまに煽られることもある。
それらのトラックは、大型貨物車の法定速度を遥かに超え、曲がり角やカーブ、急勾配においても充分な減速をすることはない。
残念ながら、このような運転をするトラックは、決して少なくない。
否、無遠慮を承知で申し上げれば、このような運転をしているトラックが圧倒的に多い。
しかし、それらのトラックの荷台後尾を見ると、ほとんどの場合、いわゆる「Gマーク」が貼りつけられている。
これが現実なのである。
このようなケースに遭遇するたびに、私は思う。
あのトラックは、どんな荷物を積んでいるのだろう
豆腐やケーキだったら、角が取れてしまうのだろう
野菜や果物だったら、細胞が壊れて味も栄養分も損なわれてしまうのだろう
高級時計だったら、ムーブメントの精密バネが歪んで、狂いが出てしまうのだろう
電球だったら、フィラメントが弱くなって寿命が縮んでしまうのだろう……
そんなことを、感じてしまうのだ。
荷主様たちは、運輸業者を信頼してお預けになった荷物が、まさかこのような粗雑な扱いを受けていることなど、夢にも御存じないに違いない。
さらに申し上げれば、荷主様が運輸業者を信頼して託した荷物が、多くの場合、その業者から委託された別の運輸業者のトラックによって実輸送が行われているという現実を、御存じないに違いない。
私は、これらの現実を、荷主様、そして全ての方々に、どうか知っていただきたいのである。
そして、些か手前味噌にはなるが、当社には、日々物流経営者としての人格識見とスキルを磨き続ける経営陣と、真のプロフェッショナルを目指して、安全確実な荷扱いと輸送、そして「やさしい運転」を愚直に実践し続ける運転員が、毎月実施される全員研修会を初めとする様々な教育訓練に真摯に取り組みながら、日々切磋琢磨しているということを、どうか、知っていただきたいのである。