今は新聞やTVで「一生懸命」という言葉がオーソドックスに使われますが、その講師が言うには人間は「一生」を懸命に生きられるほど体力も集中力もないそうです。結果的に無理が出て、体を壊すか失敗を招くことが多くなるとの事。では、真面目にガリガリ生きていたらだめなの?というとそうではなくて、「一所懸命」にやりなさい。ということだそうです。
何かをやると決めたらそこはしっかりと。仕事や勉強もしっかりやるのが当たり前ではあるけれど、「一生」「懸命」にやろうとしたら人間はだめになってしまいます。「一所」の「懸命」が積み重なって一生懸命になるのです。一所から余裕が出来て二所になり三所になってという感じでしょうか。最初から人生の全て一生を、それこそ本気で息吸って本気でわき見して、本気で飯食ってなんぞやっておったら失敗もするし疲れますから、そりゃニートも出てくるわという話しです。
まぁ、本気で「僕一生懸命やってます!」と言って決して心緩めずに生きている人なんていないと思いますので、「そんなになんでもかんでも気張ってはだめ」というメッセージが暗に込められていたのだと思います。そもそも、一生懸命にやったからと言って良い結果が生まれるわけではありませんからね。
ただ、最近あまり聞かない「一所懸命」というのはふと思い立ち、ひとつのことに打ち込むためにはとても良い言葉だと思います。なんでもかんでも一生懸命だと漠然としたり、なんとなく意味が薄くなってしまいそうですが、一所懸命ですと「ここぞ」という感が出てきます。一所懸命にやって失敗してもそれはそれで価値のある失敗を生むのです。
そんな、あまり含蓄も意味もない、といいますか意味のわからない記事ではありますが、一生懸命に生きていない人なんていないとも思っていますが、何事にもメリハリが大事です。ということなんだと思います。
ドライバー方々も、運転中は運転に、積み込み中は積み込みに一所懸命になって、休む時はしっかり休むなり緩むなりしてメリハリを持って業務に挑んでください。
おなつ。
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