そういえば企業ってアフィリエイトとかやっても良いのかな?
クリックしてAmazonとかに飛んで行けた方が良い事も多分ありますよね?まぁいいや。
近頃No.2という言葉をよく聞きます。
当書籍は昨年貰った物ですが、なかなか面白い内容だったので本社営業所の配車係の栁沼、班長各位、土橋所長代理に一冊ずつあげました。たまに「読んでる?」と聞くと「信長の出てくるあたりまで」など、普段あまり本を読む方々ではないのですが、きちんと先に進んでいるようで嬉しい限りです。
さて、この本はNo.2が読んでも面白いですが、当然にNo.1が読んでも面白い本です。我が身というのを見透かされてるなぁなんて思う記述もあったり、様々なトップと様々なNo.2の例が盛りだくさん。やはり、「自分に当てはまる」という部分があると思うし、トップをイメージしながら「なるほどね」と思えるわかり易さという、なんだか身近な感じがする書き味が、より印象に残る本だと思います。
タイトルにあるように、理論書なので、ハウトゥーやべき論、こうであれー、って書いてあるのですが、やはりNo.2がしっかりしている会社こそ強くあるという事、No.2の存在の大切さというものを懇々と説いています。
そうなんです。
No.2は会社のキモなんです。
そしてNo.2とは一人ではないし、ひょっとしたらみんなNo.2かもしれません。
この本を読んでから思い返すんですよねぇ。
三国志の蜀においては劉備の右腕、諸葛亮が丞相の座に着くまで関羽がNo.2であったのかなって。
魏においても曹操配下の荀彧、郭嘉、司馬懿。
呉においては周瑜や陸遜になるんでしょうか。常にトップたる人が全てを決めるのではなく、その右腕たるNo.2がいて、君主が座すると。それぞれのNo.2の能力の高さと言ったらそれはもう比類なき者達であったと思います。
史記の封神演義の部分でも周の文王、武王が殷(紂王)を討つ際にも太公望という参謀が常にいたわけです。(六韜とはこの周の文王、武王と太公望との対話を綴った兵法書です)
項羽と劉邦では韓信や張良。春秋戦国においては管鮑の交わりの管仲、その他良いNo.2がうじゃうじゃ出てきます。
大河ドラマで今やっている黒田官兵衛も正にNo.2の中のNo.2と言って良いでしょう。
No.2というのはなかなか世に出るものではないかもしれません。
ただ、今の世でも素晴らしいと称される経営者の陰には、きっと素晴らしいNo.2が従えてるのではないかと思います。
横道に逸れましたが、わたしもよきNo.2にならなければ…
という認識はありましたが「こういうNo.2にならなければ。こういうNo.2になりたい」といった良い例と、「こんなNo.2が欲しいっす」という例良いが沢山挙げられている当書籍ですので、班長、主任、所長、店長、係長、課長、部長、次長、執行役員、常務、専務、副社長、社長まできっと面白く読める本だと思います。
当然バイトリーダーだって面白く読めますよ。
おなつ。
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