昨日を持ちまして、湘南経営塾第8期の講座の全てが終了致しました。
唐突ですが、私は3年前に取締役就任後、すぐにこの経営塾の第6期に参加致しました。
まさに右も左もわからず、知ってる人など誰もおらず、慣れない土地横須賀で困惑した記憶があります。
最初は経営数字で躓き、専門用語を飲み込めず、PDCAもイメージがなかなか掴めないまま1年が過ぎましたが
自社に戻って貸借対照表とにらめっこし、自社のSWOT分析を行い、人との話の伝え方を実践してみて
「何かを知る事で、自分の世界の何かが変わる」ということを身を持って学びました。
そして第7期もおさらいのため、受講するに至ったのです。
第7期、タムラ運輸サービスの田村取締役と同期になり、
信金さんとも顔なじみ?になり、6期からの友も出来た分交流も非常にスムーズに。
勉強も分かち合えると楽しくなるなぁ~なんて軽く思っていた時期です。
その2月、あるセミナーを社労士の方に勧められ受講しました。
その内容が非常に濃く、ハイレベルで、面白かったんです。
経営塾での基盤が無ければ、講師の言っている言葉の意味もわからなかったかもしれない。
先日の進化論もここからターボが掛かったような感じです。
今、思うんですけど
1つ知識を得た事で止まらず前に進むと
次に、もっと知りたい事に出会える
のかな。って
これを経て、昨年度の本社営業所の内部構造改革という人事配置に踏み切れましたし
何よりも自分の勉強不足を思い知り、この経済という大海原に出る覚悟が産まれたと思います。
少し話がずれましたが、第7期を経て掛け替えの無いのではないかという理解者も出来たところで
もっと前に進もうという気を持って第8期の受講を決めました。
「バカだから3期も受けるんだ」
そういう声もあるかもしれませんが、
1期で種をまき
2期でおさらいをし、芽が出たとすると
3期にして、自分のモノにする
という想いで非常に前向きに受講できました。
私は曲がりなりにも取締役ですから。
経営のプロフェッショナルにならずして、何を成すというのかを非常に考えました。
今思うとあっという間の3年でした。
でも自分にとって、経営の、人生の指針を作れた3年でした。
学ぶという事の尊さも知る事が出来ました。
また、一度だけ見た聞いただけの事は、知った気になっただけで
実際にやってみるまで身に着いたかどうか、理解してるのかどうかすらわからないものだと気付きました。
私は、3期の間で周りの目が変わるのを直で見てきて感じましたが
自分が変わると周りも変わるんだ。
本当に、それはあると思いました。
見た目が派手ですし(顔面が濃いだけ)
言動は普通なのですが、いわゆる【いじられ方が上手い】タイプと思うので
初対面ではやはり誤解が多く産まれてしまうのですけど
その誤解を打ち消しても余る程の真剣さ、これが伝わったかなと実感します。
また、おなつがいるなら…と7期を受けてくれた方(鎌倉彫 陽雅堂の四十八願さん)
更には8期まで受けてくれた方も私にとっては非常に心の支えになってくれたと思います。
第8期に至っては、私が受けると言って受講された方が5人もいた事が何よりも嬉しいです。
そして、3年間で強く学んだことは
経営学や簿記、コーチングや運営管理についても勿論ですが
継続が力であり、継続すると力を得られる環境に身を置くようになるという事です。
これが一番重要だと思います。
次なる経営者もしくは管理者に是非受講してもらってスイッチを入れたいな。
そう思って本社営業所の刈田所長に声を掛けさせてもらったら丁重に断られました。
それも3回。
でもね、私の体験からだけでは物足りないかもしれませんが
普段やらないことから一歩前に踏み出すと
自分を含めて周りの世界が全部変わるということを是非実感してもらいたいです。
人財育成にしてもそうですが
自分の殻から出て、自分の今までいた地点をもっと上から見れるようになって初めて人は成長を感じれると思うのです。
これが、何よりも大切だ。ということをもっと周りの社員に知ってもらいたいな。って思います。
逆に言うとそれを学べた3年でした。
環境を与えてくれた事に感謝の気持ちを述べると共に
自分自身に可能性を知らしめてくれたこの湘南信用金庫主催のしょうなん経営塾に御礼を申し上げたい次第です。
誠に勝手ながらな内容となってしまいましたが、
長きに渡って、心から、ありがとうございます。
おなつ。
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