令和4年度がスタートしました。
令和に入ってコロナ禍、原油高、ウクライナ問題等、世界情勢は非常に厳しことばかりが起きております。それに伴い常識が変わりつつあるので、しっかり時代の流れを押さえて適した会社運営を行う重要性が問われています。
運輸業というと、遅れているような印象を持たれがちですが、決して全てがそういう訳ではありません。労働環境の改善や、管理体制の強化に伴い収益性は鈍化している部分はあれども、事故の削減を含む品質の向上は非常に進んできていると感じています。広く大きなマクロが変化したことによって、企業が変わらざるを得ないという環境が背中を押したようにも思いますが、ともあれ運輸業は少なからず時代に則した変化をしてきています。
そんな激動の中、新年度計画を策定するというのは非常に難しいテーマであり、重みのあるものとなります。数字計画に於ける見込の立て方ひとつ取っても、不安定で安定している現状から流れを読み取るのはかなり困難です。ですので、今期に対しては今での計画策定方式とは少し変え、【目標と重要な結果】を各部署にて設定し、達成管理を行うことといたしました。OKRというものです。そして、全体として令和4年度をこのように進めていこうという概略を簡単に記載しておきます。
・組織図の再編に伴う職域、職責の明確化
・営業部の細分化にて『特注輸送課』『営業広報課』設置
⇒営業分野に於ける戦略の分化
・安全管理及び品質販売に伴う『SCS』設置
⇒高安全維持に対する取組として「Safety Critical System」を構築
・交通事故撲滅トレーナーの育成×7名
・低負荷、低燃費化を追求した車両管理
⇒DPF洗浄機を活用した環境対応と故障の削減
・メンタルヘルスに関する相談窓口の設置
⇒下期に資格取得次第
・管理業務のDX化に伴う業務効率の改善及び見える化による高速化
・『人事構想委員会』設置に伴い、夏島運輸の働き方、成長スキームを規定
ざっとはこのような形です。暗黙の了解であったり、不文律による文化を一度明確化させると共に、企業の価値もしっかりと打ち出していけるように取り組みます。
特には営業部に安全教育を担当させることで、現場と顧客の間にしっかり入ることができる為、運輸業の商品である安全をしっかり担保することができると考えています。
と、言うことで諸々とまだまだ課題多き時期ですが、新年度というこのタイミングで一度帯を締め直し、より良き年、より成長できる年となるよう努めて参りましょう。
おなつ。
0 件のコメント:
コメントを投稿