病院での検査は簡易的なもので、「簡易検査でこの数字ではCPAPは出せませんが、1泊の精密検査を行う事でこの数字が出ればCPAPを貸し出すことが出来ます」と言われたもので、何度も検査するのめんどくさいなぁ。とか思ったんです。
CPAPも、月に5,000円すると言うし、出張等では持ち運ばないといけない、そして改善するわけでもない対処療法であることが引っ掛かって、根本的に解決できないものか調べてみた所、切除っていう手段が出て来たんです。
一生CPAPを付けて生活する事よりも良いんじゃないかな。って思って3月に予約を入れました。費用的にも診察、検査、手術、薬入れても4万円で収まるような感じで。そしてようやく7月の末に喉の切除を行ってきたというわけです。
SASの原因に肥満、というのはよく言われるもので、痩せれば軽減するよ、とか治るよ、みたいな感じらしいのですが、わたしが最初に言われたのは「肥満じゃないから痩せても治らないよ」という事でした。シンプルに体の構造的な問題でSASを起こしているという事。であれば、切除っていう選択肢は間違いじゃないんだなって思って、今に至る訳です。
切除してまだ2週間も経過していませんが、喉の痛みもまだまだ全然辛いですが、こと睡眠に関してはかなりいびきも減り、SASも改善されております。深い睡眠の時間も増えたし、かなりクオリティが高くなったように感じます。
SASで悩んでいる方も多くいますし、田村先輩も切除に関して興味を持って下さっているので、情報のシェアという意味で今回は記事を書いてみました。毎月5,000円を払い続けるのか、一度の機会で(完治はしないにしても)症状を軽減させるのか、考え方次第ではあると思いますが、選択肢の一つとしてわたしはアリだなと実感したので、何かの時には参考にして頂ければと思います。
ただ、切除後10日間は地獄のように痛かったです。豆腐のニガリも痛いし、冷たい豆腐も痛いし、食事を摂ることが嫌になるレベル。あと、痛み止めが切れた寝起きも地獄。10日間は本気で我慢が必要。
おなつ。
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