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2020年5月28日木曜日

つらつらと19

 つらつらシリーズも19話になりますか。このコロナ禍にて緊急事態宣言が発せられた後、4回ほど記事を書こうとしたのですが全て下書きに終わってしまいました。それぞれテーマを持って、それこそ『おなつ論』というカオスな記事まで書きかけていたのですが、どうにも根底にある世相の不安に引っ張られてしまう記事となった為、お蔵に入って貰う事にしました。

 そんな右往左往した時こそ、つらつらと適当に書くのが一番かなと思いまして。

 で、何を書こうとして席に着いたか忘れちゃったな…

 メインテーマを忘れてしまいましたので、最近のわたしについて話をしようかと思います。最近はですね、様々な会議会合打ち合わせが中止またはweb化されまして、この2ヶ月はほとんど会社⇒スーパー⇒家のようなサイクルで出没しておりました。4月からは割と頻繁にweb会議が開催されるようになったもので、完全にひきこもり体質に拍車が掛かってしまった感が否めません。しかし、昨年同時期に「パラダイムシフト」とは違う変化について記事を書いていたことに対し、本格的なパラダイムシフトが起きてしまった事をリアルタイムで体験する貴重な時期を過ごしているとも言えるかもしれません。
 パラダイムシフトは、物事の価値観の転換期のようなものと解釈しておりますが、この時期非常に厳しいわたしたち物流のような業界を尻目に、この変化を見逃さず新たな価値創造へ踏み出した企業や個人が沢山いるのではないでしょうか。飲食店も、ランチやデリバリー対応をしていなかったお店もこれを機にお持ち帰りを定番化させ、お店では食べれないけど自宅で楽しめる=客単価減少と回転率の上昇へと踏み切った店舗も多いようです。これは工夫程度の話かもしれませんが、「やった方がいいのに何かにつけてやらない言い訳をしていた」という事業を、これを機に実行できたという事だと思います。
 新たな価値創造というと小難しそうですが、実は身近にヒントがあったのです。わたし個人としても、この夏島運輸を使って今までにないサービスを考えていたり、自社の価値をどうやって上げていくか色々考える時間が出来たので、ひと段落したら実行に移して行こうかと思います。

 話を戻しますと、最近のわたしですね。外出が無いものですから色々と捗っております。以前より本社倉庫に筋トレグッズを共用で設置しているのですが、最近は営業部と共に筋トレを頻繁に行っています。昨年来、心と体の健康についてよく発信しておりましたが、腰痛なんかの問題でフェードアウトしていきつつの矢先、このタイミングで完全復活致しました。
 お昼ご飯の後、大体腹筋ローラー限界、たまに腕立て、バーピー(HIIT)、フレスコボールのルーティーンですかね。食べちゃうので全然痩せたりしませんが、結構良い感じに疲れます。

 あと、プログラミングを習得しました。兄貴の得意分野であり、自分にとっては謎多きジャンルだったのですが、21世紀の今日この頃でプログラミング言語がわからないというのは弱点だと思ったことに加え、身に付ければ武器になると考えたからです。
 わたしのこういう考え方は若い頃一緒に仕事をした真崎修さんの影響かもしません。作曲やプロデュースをしていた真崎さんも2000年代に入ると周りのエンジニアがPro Toolsという機械でレコーディングを行うようになって、「エンジニアが何やってるのか全然わからない」「それじゃプロとして仕事が成立しない」という事で、専門分野では無いにしろPro Toolsを学んだとの事。当時のわたし達は「曲も作れて人柄もよく、努力家でイケメン」という事でよく裏でハンカチを噛んだものです。ともあれ、真崎さんのご自宅で聞いたそんな些細な会話から「俺にゃあそんな真似出来ねぇ…」と思っていたものの、当時も何だかんだとNuendoというレコーディングソフト(DAW)を使って仕事が出来るようになったのも今は懐かしい思い出です。終わり。
 ではなくて。そんな真崎さんの考え方に影響されて、この先生きのこる為に意味の分からない本を何冊も読んで、基本も何もわかっちゃいないけど2つほどプログラミングで作品が出来ました(Excel等でもそうですが、やたら複雑な構造をした便利ツールが完成した時、勝手に作品と呼ぶことにしています)。人間やれば出来るものだっていうのを体現出来たことは素直に嬉しかったし、基本的に「みんなができることは自分にもできる」「みんなができることはそれほど複雑ではない」という考えがあって、やってみないと分からない難しさは当然あるのですが、意地と力技を使うと意外と本当に何とかなってしまうものだというのも実感致しました。

 できましたよ自慢をしたい訳ではないのですが、これらは飽くまで手法であって、自分の目的や目標を達成させるために必要なスキルと思ったので、言ってしまえばその為だけに得る必要があったということです。
 例えば筋トレにより成人病リスクを下げることができれば長生きできる確率が上がるかもしれない。死生観そのものは儚いものでありますが、自分の効能を最大限に活かすにはまず生きることが最優先になります。「お金が大事だ」という人もいらっしゃいますが、お金を稼いでも死んでしまえば墓場まで持って行けないし、お金を稼ぐことの先にあるものを考える方がわたしにとっては合理的且つ目的に沿うものだと考えています。ややこしいですが、わたしにとって健康というものが必要になったので、死ぬほど嫌いだけど筋トレを本格化したわけですね。
 次にプログラミングについてですが、これはコロナ云々の前、年当初くらいから考えていたもので、わたしの持つスキルやアイデアを如何にして会社に広く浸透させるか、または価値に替えるかと考えた時、一番合理的であり一番難易度が高いと思ったのがプログラミングだったというだけです。ちなみにこれらの手法はあと2つあるのですが、そちらは後輩に任せるとして、ひとまずわたしが先陣を切ったというだけの話になります。ざっくり言うと「他の2つは他の社員がやってくれそうだけど、プログラミングだけは絶対やってくれなそう」だから。多分他2つも学べば出来るし、学ばなければ出来ないだけのことなのです。当然わたしが会社でやるべき業務は別にありますし、ここに携わり続ける訳にも行かないのですが、いくつかのマイルストーンを置いていく必要はあるし、延いては社内の人の考えるヒントとなって貰えると学んだ甲斐があったともいつか言えるのではないかと思います。

なげぇ。

 いつだったか「時流適応」と船井総研から学びました。前職で言う「流行り廃り」とも違いますが、物の価値が日に日に変わっているのに、停滞してしまうと価値が無くなってしまうという考え方はひきこもりの癖にやたらフィットしました。時代が変わっているのに、自分が変わらないと気付いた時、それが停滞だと思います。人間は停滞して進歩してきた生き物ではありませんし、誰もかれもがそれを意識して生きている訳ではないのにも関わらず、それに適応できている人とできていない人とに分かれてしまう。わたしはその様を見ているのが悔しいのです。
 みんな今のままでいたい。楽な方に流されたい。しかし本当に楽になるのは時代に合わせて成長することなのです。お金だってタンスや銀行に預けていたら価値は下がって行きますが(インフレ率によります)、正しい投資を行う事によって価値を失わず更にお金を稼いできてくれます。自分自身も同じなのです。正しい時間とお金を遣って、自分を時代に調整させることにより、本来の自分のポテンシャルを最大限に活かすことができるのです。良いですか。今のままでいるということはどんどん価値が下がっているということなのです。

 だから、投資を始めよう!!!

 ではなくて。

 こんなコロナ禍で当社も結構な影響があちこち出ている最中ではありますが、指を咥えて見ているのが取締役ではいけません。わたしたちが率先して、見えない部分かもしれないけれども未来へ続くか細い道を作る事が仕事だと認識しています。今やらなければ一生後悔することが出るかもしれません。それが後に役に立てば御の字ですが、やっていなかった事を悔いるにも「何に」がわかっていないと多分一生気付かないような気がするのです。それを人のせいにしてはいけないし、自分事にするのが仕事ですので、こんなコロナ禍の危機的状況でも唯一共通の財産である時間をわたしにもたらした事はとても大きな意味があったように思います。
 わたしにとっては小さな一歩。これが夏島運輸の大いなる飛躍になる事を願いつつ、わたしは頑張ります。
 書きかけてやめた『おなつ論』ではありませんが、『コロナ禍で得たわたし論』ということでこの駄文を締めたいと思います。ではまた、つらつらと。

おなつ。

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