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2014年2月11日火曜日

ヨットマン斉藤実氏と経営の話

55歳で従事していた仕事を辞め、ヨットの世界へ行った斉藤実氏は、2度目の世界航海に失敗した際に「もう一回行ける」と思い立ち、現在では77歳で世界最多の世界8周という偉業を成した。と、昨年お話を頂きました。

わたしには、60歳を過ぎた後、過酷なヨットでの世界航海2度の失敗の後に、もうワンチャンスとは思えません。
しかし、斉藤さんには【逆に】年齢を考えればあと一度挑戦できると、そうお考えになったのでしょう。


最近、経営やら経済やら、歴史だのなんだの、色々な分野に視野を広げられるべく勉強をしてきましたが、これが一体なんの役に立つのやら、と、ちょっとくさしております。
この一年は、そういった土台があったからこそ乗り越えられた年であったとは自負しておりますが、いざ財務の話になれば税理士には敵わず、法律の話になれば社労士あるいは弁護士に敵わず。
となると、経営に携わる人間に必要な知識とは一体なんなんだろうか。

なんなんだろう。

経営学、組織論、経済学などは統計や傾向実績からの事実もしくはその予測を立てるのに必要であり不可欠であり、特に統計というのはないがしろに出来ない(いわゆる数字嫌いの人が避けたい分野ではありますが)現実を読み取る為の知識ではありますが…
それらを全て網羅できる経営者というのは極稀であり、それこそMBAを取得されているとかでもなければかなり困難なことだと思うんですよね。
ならば、なるほど。経営コンサルタントという職業が鬼に金棒ということなのだな。
ということがわかります。

とりわけ、独学なりなんなり、中小企業診断士を取得の方というのはかなりな蓄積量の知識があるかと思います。

では、その知識の多く、また幅の広い経営コンサルタントの方や中小企業診断士の方がなぜ経営に走らないのか。それは知識や見識だけでは経営は出来ない事を示しているのではないかなー??と、考えたりします。

わたしは経営者のタマゴとして勉強はまっすぐな気持ちで続けて行くと思います。
中小企業診断士に負けない知識が欲しいですし、経営コンサルタントを必要としないくらい、会社を知り、動かせるようになりたい。といいますか、ならないといけないわけなんです。
が、現実としてはそう上手くは行きません。だったら、経営に携わる人として必要なことって何なんだろうな。って考えた時に、いわゆる組織論や統計に当てはまらない、冒頭に言った斉藤実さんのような決断を下せる人でないといけないのではないかと思います。

人と違う結論によって、成功を引き寄せる。

それはもう、知識ではなく、知恵?経験?度胸?
なにかわかりません。

ただ、昨年斉藤さんのお話を伺った時に「わたしとは違うベクトルに進んだ」という事は明確にわかりました。そして、そのうえで斉藤さんは成功へと進んでいきました。その時に「ああ、わたしは凡人だ」と理解しました。
この悔しさといったら筆舌に尽きるものがあるのですが…

ただ、まぁ、わたしはまだ30歳そこそこ。

この年代になると周りの人たちもモンスターみたいなの出てきておりますけれども、めげずにくじけず、統計に当てはまらない人間、されどわたしらしくですね、生きていけて尚且つ夏島運輸という生き物を食べるに困る事なく成長させていけるようになりたいなぁと思います。
いやはや、いやはやです。
男は閾(しきい)をまたげば七人の敵がいる、ということわざがありますが、人生一寸先は闇。
そこから棒が出ようが蛇が出ようが落ち着いて正しい対処の仕方、というものを身に着けたいところでありますね。

なにがなにやらですが、経営は「勘と経験と度胸」の時代は終わりました。されど、「勘と経験と度胸」も必要な時ってありますから。もしくは「勘と度胸」でもいいんじゃないですかね。そこの経験に代わる知識か力か何かはわかりませんけど必要になるとは思いますけど。
かといって、人と違えば良しって訳でもないですからね。

なんだかやる事と考える事が多くで混乱してるというか、頭の中がワッショイしてます。
とりあえず2月3月で本年度の追い込みです!
気合い入れて脳みそ回すぞ!っと。

おなつ。

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