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2014年2月28日金曜日

【書籍紹介】No.2理論

ご無沙汰の書籍紹介ですね。

そういえば企業ってアフィリエイトとかやっても良いのかな?
クリックしてAmazonとかに飛んで行けた方が良い事も多分ありますよね?まぁいいや。

近頃No.2という言葉をよく聞きます。
当書籍は昨年貰った物ですが、なかなか面白い内容だったので本社営業所の配車係の栁沼、班長各位、土橋所長代理に一冊ずつあげました。たまに「読んでる?」と聞くと「信長の出てくるあたりまで」など、普段あまり本を読む方々ではないのですが、きちんと先に進んでいるようで嬉しい限りです。

さて、この本はNo.2が読んでも面白いですが、当然にNo.1が読んでも面白い本です。我が身というのを見透かされてるなぁなんて思う記述もあったり、様々なトップと様々なNo.2の例が盛りだくさん。やはり、「自分に当てはまる」という部分があると思うし、トップをイメージしながら「なるほどね」と思えるわかり易さという、なんだか身近な感じがする書き味が、より印象に残る本だと思います。

タイトルにあるように、理論書なので、ハウトゥーやべき論、こうであれー、って書いてあるのですが、やはりNo.2がしっかりしている会社こそ強くあるという事、No.2の存在の大切さというものを懇々と説いています。


そうなんです。

No.2は会社のキモなんです。

そしてNo.2とは一人ではないし、ひょっとしたらみんなNo.2かもしれません。


この本を読んでから思い返すんですよねぇ。

三国志の蜀においては劉備の右腕、諸葛亮が丞相の座に着くまで関羽がNo.2であったのかなって。
魏においても曹操配下の荀彧、郭嘉、司馬懿。
呉においては周瑜や陸遜になるんでしょうか。常にトップたる人が全てを決めるのではなく、その右腕たるNo.2がいて、君主が座すると。それぞれのNo.2の能力の高さと言ったらそれはもう比類なき者達であったと思います。

史記の封神演義の部分でも周の文王、武王が殷(紂王)を討つ際にも太公望という参謀が常にいたわけです。(六韜とはこの周の文王、武王と太公望との対話を綴った兵法書です)
項羽と劉邦では韓信や張良。春秋戦国においては管鮑の交わりの管仲、その他良いNo.2がうじゃうじゃ出てきます。

大河ドラマで今やっている黒田官兵衛も正にNo.2の中のNo.2と言って良いでしょう。


No.2というのはなかなか世に出るものではないかもしれません。
ただ、今の世でも素晴らしいと称される経営者の陰には、きっと素晴らしいNo.2が従えてるのではないかと思います。

横道に逸れましたが、わたしもよきNo.2にならなければ…
という認識はありましたが「こういうNo.2にならなければ。こういうNo.2になりたい」といった良い例と、「こんなNo.2が欲しいっす」という例良いが沢山挙げられている当書籍ですので、班長、主任、所長、店長、係長、課長、部長、次長、執行役員、常務、専務、副社長、社長まできっと面白く読める本だと思います。
当然バイトリーダーだって面白く読めますよ。

おなつ。

2014年2月25日火曜日

倉庫の3S

本社営業所の倉庫にこんな感じの貼り紙が。

3Sが出来れば5Sは出来たも同然!
みんなが3S活動を行えば、すぐに5Sに昇華されるはず!

なんとかコツコツやっていきましょう!

おなつ。

2014年2月24日月曜日

週末に研修へ行きました

(一社)神奈川県トラック協会県南ブロックの横須賀三浦地区、青年部会として週末に研修へ行き、とても過酷であり、とても有意義な時間を過ごしてまいりました。普段こういう場合、「どこで」と「何を」というのが必要になってくるかと思うのですが、あえてそこは伏せさせて頂きます事をご了承ください。

とにかく様々なものを見、苦くも有り痛くも有り、また甘えた所も有り、足を動かし頭を働かせながら妙に哲学的な事を考えるにはとても集中の出来た研修であったことを報告させて頂きます。

それはもう、天孫降臨から旧約・新約聖書、近隣諸国との外交関係における問題を歴史認識で捉えるのか国益に軸を置くのかはたまた両方なのかヘイジュードは何故名曲なのか、売買交渉から学ぶビジネス論の実践、良い失敗と悪い失敗やら、性善説と性悪説、次いでは韓非子的というと?とか。うーんうーんと頭を抱えながら結論の見えないなぜなぜを延々と。

同日に(公社)全日本トラック協会の方では中央研修会があったかと思うのですが、それとはまた違った実のある研修時間を過ごしてきました。

とりあえず二冊目の孫子と六韜と聖書を買ってみました。古事記を読み終わったら次行きます。

おなつ。

2014年2月16日日曜日

横須賀論

横須賀市に本社を置く夏島運輸ですが、関係諸団体との関わりを見てみるととても不思議な感覚に襲われます。

あ、ちょっと政治に触れますけど、民意という事で流せたら流して欲しいと思います。

一体横須賀をどうしたいのだろうか。
最近の調査によると2013年、一番人口の減った都市ですって?
わたしは、市民ではないので「そっかー」という程度ですが、実際、市民の方々も「そうなんだー」程度のようにわたしからは見えます。

青年会議所の中でも、わたしが担当している委員会の中で、市にあるアンケートを基に事業をするという話ですが【横須賀のイメージとは】という設問に対して【軍港の町】という回答が圧倒的に多かったそうです。逆に【理想的な市のイメージは?】という設問に対しては【緑と海の(自然の多き)街】というのが1位で、【軍港の町】というのは最下位だったそうです。

ここで、わたしはちょっと待てと。
軍港の町っちゃそうだし、理想は理想であるだろうけど…
この回答の出方を推測するに、予め設問を用意していたか、振り分け先を限定していたかのどちらかだと思うんですよね。これは汚いやり方ですよ。

あたかも【軍港の町】は少数派であり、市として理想の形ではない。

と、言っているようじゃありませんか。

そりゃ、理想的な市を挙げろって言われたら【軍港】なんて言葉はでてこないとおもいますよ。
なので聴き方がおかしいのでは?とか聴いた相手はどこのだれ?とか質問してしまいました。

米軍の犯す犯罪の確率は人口比にして日本人が犯罪を犯す確率よりも断然低いのです。

では、何故米海軍の事を拒絶するのでしょう。


一旦横須賀から離れて考えると、大和、綾瀬、座間の辺りは米空軍があるので飛行機の離発着の際、爆音が轟きます。それに対して反対意見、それこそ世論としてのアンチが出るという事は納得がいくのですが、横須賀に限っては海軍ですから。騒音的な生活に影響のある被害は無いはずです。

そう考えると、米海軍を拒絶する理由とは「周りがなんとなく反対しているから」ではないでしょうか。

昨年、青年会議所にて米海軍基地の中を拝見させて頂き、講演まで拝聴させて頂きましたが、そこで思ったのは「双方、理解を示しあいたいし、努力はしている」「なのに、なぜか通じない」という現実でした。
「ある」という事を受け止めきれない市民、「ある」という事を認識してもらいたい米海軍。
これって、理由云々ではなく、なんとなく、といった気分的な相違なように感じます。

実際、軍港めぐりなる船のツアーもあるし、三笠公園からは軍船(勿論日本のイージス艦も)見れるようになっていますし、何より、2万人もの日本人が米海軍に関わっていて尚「不要だ」とか「イメージダウンだ」と言っている人の気持ちがいまいちわかりません。
産業が低迷している中、横須賀経済を救う事を考えるならば、米海軍の事をいかに利用するかがキーになってくるのではないかと思います。

人口の減少率は日本一。
なのにあるべき現状は認めない。

まぁこれ以上挙げる必要もないとは思いますが、一体何をすべきを論じる中で一体何をしているのでしょう。というのは市民でもないわたしの知る由もないのですけれども…
ある、県会議員の人は「学園都市だ」と言う。
ならば、学園都市として何をすべきか、何が出来るか、何をやりましたか。

わたしにはわかりません。

ある政務長官とも先日話をしました。
個人的に尊敬している人なのですが、彼の中では「ドブ板通りだけではなく、米海軍との交流できる範囲を広めたい」(的な)発言をされており、わたしは賛成ではありますが、現状米海軍出入り禁止というお店あるのも事実。一体どうやってそれを実現しようというのだろうか。



持論ですが、
例えば、今更横須賀に温泉が出来たとしても箱根には勝てないのです。
温泉+αがあって、それがとっても魅力的でなければ市民増加どころか観光客も来ません。
【緑と海の街】。はあぁ??
緑って言っても田浦の梅園(相当歩く山の奥)と久里浜花の国(冬行くとみんな枯れてる)しかないのに、緑を謳うのは無理ですよ。せめて交通アクセスをもう少しよくすれば梅園は行きたいと思っている人は多いと思いますが。
海にしたって、海水浴できる場所なんて猿島くらいじゃないですか?
猿島は20分くらいで船で行ける場所ではありますが、あとはもう釣りしかできないような場所ばかりなような気がしますけれど…

だから、理想と現実をしっかり見据えてる人が少ないんだと、なんとなく思いました。
そもそも、横須賀は循環思想で回せる地域です。
なのに、ペリーの来訪からグローバル資本主義(近代合理主義)に触れる近いポジションを取ってしまったために何かがずれてきてしまっているように思います。

海も山もあります。
でも簡単に行けないし魅力は薄いです。
造船や車両関係の企業がいっぱいありました。
今は結構撤退しました。
でも、横須賀はブランドです。
黒船来ましたし、誰もが知っている都市です。

と、こういう固定観念を捨てましょう。

もう海老名、厚木、秦野、藤沢には勝てませんよ。
今ある人、モノ、金、を増やすためには外部に金を垂れ流すではなく、横須賀本体に残るような消費活動を行う必要がある。

具体的に言うと、先にも言ったように
【温泉があっても箱根に勝てない】ような状況の中で
【米海軍はマイナスイメージ】とか言いながら「ネイビーバーガー」や「海軍カレー」を名物として
プライドが高いのかなんなのかわかんないけど、そこらへんごっちゃまぜにしてアウトレットモール作ればいいんですよ。


いいですか。
平成町辺りに埋立地を作り、
右舷は自衛隊コーナー、左舷は米海軍コーナー、食べ物はフードコートでもいいですけど、そこでネイビーバーガーや海軍カレーの販売を行いですね、そのほか横須賀の名産品、走水のしらすやら何やら売ればいいんですよ。アウトレットの店だってスカジャンとか地域ならではのものがあるんだからそれも少し売りにして、あとはそこそこのユナイテッドアローズとかビームスやアーバンリサーチとかバイイングも扱うアパレル系のお店を置けば日本人もアメリカ人も楽しくお買いもの出来るわけじゃないですか。これだけで脱ドブ板もできるし、日米共に交流の出来る場というのが出来るんですよ。
また、学園都市的な意味でも、アウトレットだとお財布にも優しい訳ですから、丸井とかそういうプロパー店舗を入れるデベロッパーよりも敷居が低くて良いじゃないですか。三菱地所とかに聞いてみればいいのに。それか三井アウトレットパークに入れてもらったり。

で、近くに温泉があれば最強じゃないですか。

温泉+仙石原+芦ノ湖+大涌谷、小涌谷というラインナップの箱根に対してせめてここまではやらないと横須賀は神奈川県の中でも存在意義は弱いままですよ。
向こうはそれに加えて星の王子様ミュージアムやら彫刻の森美術館もありますからね。
横須賀は美術館こそあれども、ワンパンチで一撃K.O.を狙うくらいでないと、今年から来年もまた人口減少率を低める事は出来ないと思います。

こういう具体的な何かを提案&実行できる市議ないし県会議員を選任しないとだめですよ。

また、選挙の際に選任できる自由をもっと持たせないとだめです。

わたしがこの話をだらだらした時に「市議に出れば」とか3年前からよく言われるんですけど、「じゃぁわたしが出馬したら票くれますか?」と聞くと「いや、付き合いがあるのでね」と、返ってきますからね。

これじゃあいつまで経っても横須賀は良くなりませんよ。

住んでいる地域ではないのですけどね。
本当に、本気かっていうくらい横須賀の人達は自分たちの優位性をわかっていない。
自虐性が強い割にプライドが高い。
それが弊害になって今、魅力を失っているという現実を直視すべき。

もっと活かせるべきものを使い、昇華出来ればわたしは物凄い良い市になると思いますよ。
習志野だって工業やら商業やらの為、イイカンジになっていましたらからね。

日本人として以前に、横須賀人として矜持を持ちたまえ!
そして発展の為、つくしたまえ!
手段を選ぶな!
自分たちの未来を自分たちで切り拓くのだ!

そういう想いを持って、青年会議所も、八日会も、商工会議所青年部も動いて貰えたら良いな。

夏島運輸は横須賀にありますが、
そのメリットこそ一番優先なんですが、
そこに住む社員や知人たちがもっと幸せになれたらもっといいなと思っています。


今の横須賀は甘い。
外野からの声だと思われても仕方ないですが、もっと魅力を創らないともうだめっすって、
みんなわかっててやらないんだもん。

まぁ、言うのは簡単ですけどっていう話でもあるんですけどね。

来年、再来年、もっと人の増えるよう、もっと栄えるよう
何かが少しでも変わっていることを願います。

ここ何年も何も変わっていませんからね。
変える事の出来る人を選び、それ以上のサポートを出来るように。
わたしも市外の人間ながらお手伝いはさせて頂いておりますし、事によっては全力を尽くしてもいいのかもしれないとさえ思っていますので、なんとか現状維持よりも最盛期への回帰を狙って市を変えていけるように体制を整えて行かなければならないと思います。

他人事のように聞こえるかもしれませんが、わたしにとっては会社があってこそ。なので、横須賀の繁栄は心より、心以上に思いの丈はあるかと思います。

ま、いいたいことはそれだけ。

といいますか、何も出来ない市議だのなんだのって辞職してもらえないもんでしょうか。
口だけでなく、実際にやる人、出来る人というのと出会いたいものです。
全力で応援しますよ。
地域経済(すなわち会社)の為にも、市民の幸せの為にも。

おなつ。

2014年2月11日火曜日

ヨットマン斉藤実氏と経営の話

55歳で従事していた仕事を辞め、ヨットの世界へ行った斉藤実氏は、2度目の世界航海に失敗した際に「もう一回行ける」と思い立ち、現在では77歳で世界最多の世界8周という偉業を成した。と、昨年お話を頂きました。

わたしには、60歳を過ぎた後、過酷なヨットでの世界航海2度の失敗の後に、もうワンチャンスとは思えません。
しかし、斉藤さんには【逆に】年齢を考えればあと一度挑戦できると、そうお考えになったのでしょう。


最近、経営やら経済やら、歴史だのなんだの、色々な分野に視野を広げられるべく勉強をしてきましたが、これが一体なんの役に立つのやら、と、ちょっとくさしております。
この一年は、そういった土台があったからこそ乗り越えられた年であったとは自負しておりますが、いざ財務の話になれば税理士には敵わず、法律の話になれば社労士あるいは弁護士に敵わず。
となると、経営に携わる人間に必要な知識とは一体なんなんだろうか。

なんなんだろう。

経営学、組織論、経済学などは統計や傾向実績からの事実もしくはその予測を立てるのに必要であり不可欠であり、特に統計というのはないがしろに出来ない(いわゆる数字嫌いの人が避けたい分野ではありますが)現実を読み取る為の知識ではありますが…
それらを全て網羅できる経営者というのは極稀であり、それこそMBAを取得されているとかでもなければかなり困難なことだと思うんですよね。
ならば、なるほど。経営コンサルタントという職業が鬼に金棒ということなのだな。
ということがわかります。

とりわけ、独学なりなんなり、中小企業診断士を取得の方というのはかなりな蓄積量の知識があるかと思います。

では、その知識の多く、また幅の広い経営コンサルタントの方や中小企業診断士の方がなぜ経営に走らないのか。それは知識や見識だけでは経営は出来ない事を示しているのではないかなー??と、考えたりします。

わたしは経営者のタマゴとして勉強はまっすぐな気持ちで続けて行くと思います。
中小企業診断士に負けない知識が欲しいですし、経営コンサルタントを必要としないくらい、会社を知り、動かせるようになりたい。といいますか、ならないといけないわけなんです。
が、現実としてはそう上手くは行きません。だったら、経営に携わる人として必要なことって何なんだろうな。って考えた時に、いわゆる組織論や統計に当てはまらない、冒頭に言った斉藤実さんのような決断を下せる人でないといけないのではないかと思います。

人と違う結論によって、成功を引き寄せる。

それはもう、知識ではなく、知恵?経験?度胸?
なにかわかりません。

ただ、昨年斉藤さんのお話を伺った時に「わたしとは違うベクトルに進んだ」という事は明確にわかりました。そして、そのうえで斉藤さんは成功へと進んでいきました。その時に「ああ、わたしは凡人だ」と理解しました。
この悔しさといったら筆舌に尽きるものがあるのですが…

ただ、まぁ、わたしはまだ30歳そこそこ。

この年代になると周りの人たちもモンスターみたいなの出てきておりますけれども、めげずにくじけず、統計に当てはまらない人間、されどわたしらしくですね、生きていけて尚且つ夏島運輸という生き物を食べるに困る事なく成長させていけるようになりたいなぁと思います。
いやはや、いやはやです。
男は閾(しきい)をまたげば七人の敵がいる、ということわざがありますが、人生一寸先は闇。
そこから棒が出ようが蛇が出ようが落ち着いて正しい対処の仕方、というものを身に着けたいところでありますね。

なにがなにやらですが、経営は「勘と経験と度胸」の時代は終わりました。されど、「勘と経験と度胸」も必要な時ってありますから。もしくは「勘と度胸」でもいいんじゃないですかね。そこの経験に代わる知識か力か何かはわかりませんけど必要になるとは思いますけど。
かといって、人と違えば良しって訳でもないですからね。

なんだかやる事と考える事が多くで混乱してるというか、頭の中がワッショイしてます。
とりあえず2月3月で本年度の追い込みです!
気合い入れて脳みそ回すぞ!っと。

おなつ。